20141230

まる得!ゴルフレッスン公開: 冬休み特別企画 タイガーのスイング改造史12

イガーが91年から3年連続で全米ジュニアに勝ち、94年から3年連続で全米アマに勝ったことは書きましたが、それ以前はどうだったのかというと、タイガーが初めてメディアに出たのは、彼が二歳の時で、マイクダグラスショーでショットを披露しました。その後、3歳の時にサイプレスネイビーコースでハーフ48を記録、3歳のタイガーにさえ勝てないお父さんも、多いかもしれません。


そして、5歳でゴルフダイジェスト誌に取り上げられ、6歳の時に10歳以下クラスのドライブアンドパットチップコンペティションで優勝、8歳で70台を出す(8歳のタイガーに勝てないお父さんが、ほとんどかもしれません)と、その後、サンディエゴで開催されている世界ジュニアで通算6勝、それは、1988年からの4年連続優勝を含みます。


というわけで、1991年から三年連続全米ジュニア優勝をするまでも、タイガーは常に勝ち続けて来た人なのでした。だから、同世代や少し年上くらいまでを含めても、自分より上の選手はいない、という意識でジュニア時代を過ごしてきたであろうと思われます。


そのくらい、ほぼ、生まれてからずっとゴルフの世界で常にトップランナーだったタイガーが、先日のワールドチャレンジでは、アプローチミスの連発だったのにはちょっと驚きでした。タイガーのように、子供の頃からゴルフをやっているような人というのは、アプローチでああいった大きなミスを、しかも連発するなんてありえないのだろうと思っていたので、しかし、タイガーでさえそういうことがある、というのは、非常に驚きだったのでした。


タイガーといえば、サンドか何かでリフティングからフルショットでボールを打つCMや、来日した時にも、ちょっとだけごまかしだったけど、同じようなショットを披露したりしましたが、ああいうことができるのは、クラブヘッドが手の一部のような感覚に近いほど、ヘッドの動きを把握しているからだろうと思っていました。例えば、私たちが机の上の紙くずを、手で払おうとしてダフることがないように、それくらいクラブヘッドが手の一部みたいな感覚で扱っているのだろうと思っていました。しかし、そうでもないということが分かったのが驚きであり、収穫でした。


しかしながら、タイガーのあれほどの連発アプローチミスというのは、過去に見たことがないし、タイガー自身も経験のないことだったのではないでしょうか?だとすれば、もしかするとそれがトラウマにならないとも言い切れません。まあ、タイガーに限っては流石にそれはないでしょうが、似たようなアプローチをすることになった時、100%の自信を持って臨めるようになるまでに、どれくらいの時間が必要なのか?ちょっと気になります。なんせ、アプローチイップスというのは、普段100球打ってもミスしないようなことが、本番の一発では出てしまう、ということになり、ついには手も動かない、みたいなことになるものだからです。


それでは今日も、タイガーのスイング改造をお楽しみください・・・


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