20141012

◆絶滅危惧種のゴルフクラブ創ります: スイング改良…ディッシュアングル前篇

あまり気にされない方も居るかと思うが

ゴルフ用語には「ディッシュアングル」と言うものがある。



クラブフェースは、ライ角度とロフト角度の複合体な為

どちらもが 方向や距離に影響を与える。

例えば ライ方向にクラブを10度余計に落としてしまった

としても、そのヘッドのロフトによって

方向や距離への影響は異なってしまうほど、複雑なモノ。
出来れば、アドレスの状態のD-アングルを維持したまま

ボールを裁きたい。。。。



多くの人が、このD-アングルを

左腕とシャフトの角度 と間違えているようだけれど

左利きの人の右打ちや余程、左腕に腕力のある人を除けば

右腕とシャフトの角度 を指す。

ま、これは腕力によって、もしくは技巧によって

D-アングルの解けを制御しようとする場合であるが、

最終的には(理想的には) 制御する必要はない、とも言える

スナップショット 1 (2013-06-13 15-44)



土台、シャフトの長さ×ヘッドの重さ これに運動スピード

などが加算(積算)されるのだから、

D-アングルが解ける状態になったら

それを制御することは不可能 である。


まずは ライ方向に腕を振らないこと。


⇒その前提条件には、テークバックで

 ライ方向にクラブを上げない ことが必要。

 ライ方向にクラブを上げてしまうと

 シャフトの復元性能によって、トウダウン方向に

 必然!で クラブは動いてしまう

スナップショット 1 (2013-06-13 15-47)





テークバックでシャフトを

   動かさないようにすること




⇒グリップの移動量とヘッドの移動量が

 似たようなものである限り、

 グリップの移動速度とヘッドの移動速度が

 長さ分を除いて、似たようなものである限り

 シャフトは概ねどの方向にも「しならない」

 

しなりを作る、というコトは

シャフトは必ず元の状態に復元しようとするので

その反対方向にグリップを押すことになる。

それは必ず正確に、力強くショットをすることの妨げとなる。

スナップショット 1 (2013-06-13 15-43)



テークバックで遠心力を作り出さないこと

 もしくは
遠心力を利用して、テークバックを取らないこと


⇒ひとたび 遠心力を作り出してしまうと

 それは動作が終了するまで、消えることは無い。

 クラブを遠くに投げることが、この競技であるのなら

 それもアリ! かも知れないが、

 クラブでボールを出来るだけ正確に、出来るだけ遠くに

 と言う競技で有る限りは、遠心力は

 ショットするための主力エンジンでは無い。

 まして、テークバックは

 ショットの主目的(ボールを目標方向に飛ばす)に対し

 全くもって 逆方向の動きで有るのだから、

 労力の無駄になるだけ。。。

 ヘッドの重さやクラブの長さは

 ボールを少ない力で飛ばすために、ボールに対しての

 機能なので、勘違いしないように。



 また、遠心力はその作り出した 外へはらむ力と

 クラブを握っていなければならない力は

 必ず一致するので、腕力勝負になってしまう。
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