20140831

◆絶滅危惧種のゴルフクラブ創ります: ゴルフクラブ◆クラブの長さ 中編



どうも一般的には

クラブが、ま、特にドライバーがですけれど

長くなって⇒ヘッドスピードが上がって⇒飛ぶ

という 真っ赤なウソ というか都市伝説を信じている

傾向が強いようです。



昨日の記事で書いた通り、

ゴルフクラブは 特殊な設定にしない限り

長さが長くなると、先端部に装着されるヘッド重量は

軽くなって、ヘッドのそのものの持つ破壊力は

失われていきます。 まあ、それを長さで調整し

全番手、同じような破壊力になるように作られています。

ちゃんとしたクラブで という意味ですが)



直接、長さの話ではないのですが、総じて

 ☆長くなると飛ぶ

 ☆スイングは遠心力を使う

 ☆ヘッドを返して~フェースローテーションで打つ
この3点はパックになっているようです。





クラブの長さと距離の関係を説明すると

クラブが長くなると、

ボールに対する入射角度が緩くなります。

すると、ボールに与えられるエネルギーは

角度、俗に言う打ち出し角度が増え、スピンが減る

傾向になります。

ま、確かにヘッドスピードも上がっていくのもありますし、

ティーアップという特殊条件も重なって、

小さなロフトを使うことが出来る ようになる

 ここがポイントなのです。



ゴルフクラブは所詮破壊力になるエネルギーは

おおむね決まってしまっています。




それを ロフトというもので3要素に分散していくのですが、

長さによるヘッドの入射角度も直接ではないにしても

ロフトの作用の一部と考えるべきです。



ですから、多少長さは違えども

 同じロフトの フェアウェイウッド、アイアン、ユーティリティ

は距離も弾道も異なる ということで

フェアフェイウッドは 打ちだし角度は高く、スピン少な目

アイアンは 打ち出し角度低め、スピン多め

ということになるわけです。



さて、長さとはちょっと異なりますが

スイングはヘッドの重さ⇒遠心力の力が

大きな飛びの破壊力と思われています。

しかし、そうであるのならば

長さ~反比例~ヘッドの重さを考えると

不思議な感じですね。

遠心力とは外にはらもう とする力です。

人工衛星で考えると、同軸の軌道上を動くのは

外にはらもうとする力と重力~内にひく力が

等価になった場合です。

即ち、外にはらむ力を使うということは

その反対に力を作っておかないと

ボールとヘッドは当たらない ということです。



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スイング中、特に遠心力として働く方向は

斜め下方向です。

それを増やせば、それを同じ分だけ

上に引き上げる力が必要になります。



使える範囲の中で少ないロフトというのが、

ドライバーにとって最大の飛距離転換方法であるのに

スイング中、上に引き上げる力 となると

かなり左サイドを高くし、打ち上げ角度を

自分で作ることになってしまいます。



アドレスしている時、概ね平らなのに

打つ段になると、左足上がるの打ち上げに

自分からしてしまう打撃の基本イメージは

遠心力を作ろうとすればするほど

その度合いは濃くなってしまうのです。
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