他愛もない遊び です。
でも 数字のマジックに騙されないように。
ココに用意しましたる シャフトは
新開発中のフジクラ製 70g台のアイアンシャフト
(90g台シャフトも用意中‼)
5番アイアン 320g 38インチ で
(トルク4.5kg、色は今までよりも明るめのガンメタです)
出来上がり振動数は 155~165cpm 位 です。
☑5番アイアン用のシャフトの全長、
カットする前の、入荷してきた時のシャフト寸は955㎜
約95cmですね。
この長さのまま
約8gごとに重くなる #5(322g)から PW(362g)まで
どう 振動数の数値が変移していくのか 見てましょう。
(ヘッド、ホーゼルへの飲ませ寸 は1インチ 2.5cmとします)
まずは 弊社でアイアンシャフト検品用に使っている
モデルヘッド 軽量 #3 236.2g では 振動数182cpm です。
(悶絶ドライバーより軽いかも…)
#5 159cpm
#6 157
#7 155
#8 153
#9 151
PW 149
と数値は落ちていきますが、
単に 負荷が増えているだけで シャフトの硬さ/柔らかさ は同じ。
稼働域が大きくなっているに過ぎません。
これと同じことが 長さや重さ にも言え
45インチで 総重量300g を基準値 とすると
46インチで 総重量285g
44インチで 総重量315g と言う数値だけの変移は
重さの変化 というよりも その長さにする為のヘッドの重さの変化 で
どれが 軽いか、重いか に殆ど差ががありません。
まあ 私も業者ですが、メーカーは
上手に数値を宣伝に利用しますが、
ゴルフクラブの数値は それ単体 でなく
なにか 別のモノとも絡んでいますので
単体の数値に騙されないよう、注意が必要です。
良くあるパターンで
軽量ドライバー と言うのがあります。
一般的には スイングウエイト と呼ばれるモノは
C-7 あたりから D-1 ですが、
長さを変えて その数値を維持するのには
1インチあたり ヘッド重量:12~15g
長くする場合は軽く、短くする場合は重く
する必要があります。
ですので 45インチで300g の総重量を基準とすると
46インチでは 総重量285g
44インチでは 総重量315g
のモノは 同じ重さ と考えて良い というコトです。
ですので 長尺 46インチのドライバーで
軽量クラブと言われているモノには、実は重量感 は
決して 軽量で無いモノも少なくないのです。 from ◆絶滅危惧種のゴルフクラブ創ります