20201028

◆絶滅危惧種のゴルフクラブ創ります: 番手間の距離差問題



先日の記事の続き…になるのですが、
殆どゴルフクラブ、多くのゴルフクラブ は

『アイアンのロフトで言うと 27~28度のクラブで
ごく平均的なアイアンであれば 5番もしくは6番アイアンですね、
 それで 150ヤードを打てる』
コトを基準に造っています。
アライメント

ですので フェアウェイウッドやユーティリティ
 隣同士のクラブは
☑ロフト 3度差
☑長さ 半インチ差
で作られています。
アイアンですと ☑ロフト4度差 ですね。

その距離 27~28度のロフトのアイアンで150ヤード
 この距離が届かない人 にとっては
その 番手差 は 距離がはっきり表れにくい
番手の距離差が付き難くなるのは 仕方がないのです。

ですので 5度差のロフトを作ったり
長さを半インチ差では無く
 フェアウェイウッドやユーティリティであれば
長さを 3/4インチ差にしたり
 アイアンであれば
長さを 5/8インチにしたりした方が
本当の使い勝手は良かったりします。

✋✋✋
ユーティリティ型のアイアンセットを使ったり
女性のように アイアンの本数が少ない方、
フェアウェイウッドを多く入れられる方には
お薦めの構成です。


まあ ここの事情には
〇ルール制限の14本 出来る限り 持たせたい
少ない本数でさせたくない…
〇クラブの組み立て、などを出来るだけ安く単純化したい
と言う売り手、作り手の事情もあったりします…。


H370_lineup

ユーティリティ型のアイアン ですと
ウエッジは普通の軟鉄鍛造
下から8番まで 1/2インチピッチ
7番から5番までを 5/8インチピッチ
5番から3番を 3/4インチピッチ
と言う風に作るコトも可能です。
番手の距離差が ハッキリ します。
ショートアイアン(7.8.9番)あたりが
 ジガーやチッパーの役割もするので 楽しいかも…。

同じ14本で行くなら これに ウッド2本(3.5番)
そして ドライバー なんて言うのが 面白い構成かな
と思います。 from ◆絶滅危惧種のゴルフクラブ創ります