20200530
◆絶滅危惧種のゴルフクラブ創ります: グリップ(握り方)を変える…
ゴルフクラブの部材としての【グリップ】ではなく、
握り方の方のお話し…
ハミングバードの考える、グリップ(握り方)の良し悪し
というか、美しさは 左右のグリップの密着度
言葉は奇妙ですが、左右のグリップの上下の密着感
(左右の手首の高さのズレ)
にあると思っています。
ですので、密着度があれば
それが インターロッキング、オーバーラッピング、
インターメッシュでも良いし、
ややフィンガー気味をお薦めしますが、
密着度が高いのであれば フィンガーでも、パームでも、
右手に限っては ややフックめでも、ややスライスめでも
程よければ どちらでも良いと思っています。
(✋最終的なグリップの答えは 必ず訪れます✋)
ベースボール~テンフィンガーにおいては
その握り方が 上下の密着度を高められないグリップなので
推奨はしません。
グリップは どんなグリップをするか と言うより
左右の上下の密着度 によって アドレスもスタンスも
大きく左右されます。
元々、微妙にですが、左と右はズレたところ、
右グリップは左グリップよりも「遠く」を握ります。
その遠さが これも奇妙な言葉ですが、
出来るだけ「遠くない」遠さが理想的 です。
右グリップがややフック気味、であっても、
スライス気味、であっても
その密着度は 左のグリップの仕方 によって
決まってしまうので、
グリップの良さ、グリップの美しさは『㊧のグリップ次第』
と言えるかもしれません。
グリップの密着度は その人がどのようにクラブを扱っているか、
☑手の返し、手や腕でクラブを振るのか
☑からだの回転でクラブを直に動かすのか
の指標であり、グリップを先に治してから、スイングを作るか、
スイングを修正しながら、その成熟度の目安として
左右のグリップの上下の密着度を見るのか
お好みの選択…と言った感じです。
悶絶クラブでない、市販のクラブのグリップ交換もごくたまに
行いますが、その際、㊨の親指の摩耗が激しい方は
(シャフトが硬い~激しくこねないとボールが打てない)
総じて、その摩耗でへこんでいる人も かなり下の方(ヘッド寄り)で
二重の意味で 「あちゃ~」 と心の中でつぶやいています。
✋右グリップは 9割がた、左グリップ次第、
左グリップをどうするか、によって決まってしまいます。
そう言う意味では、右グリップの変更は
左グリップ程難しくありません。
その 左グリップを治す というのは
スイング改造の中では 非常に難易度の高いモノ です。
最大のイバラの道かも知れません。
一番多く見られるケースは 左のグリップ、㊧の手首だけが
甲側に折れており、場所として本来、右グリップが入る空間を
浸食、占拠しているケースです。
左グリップの手首が甲側に折れれば、自動的に
左のグリップは過度なフックになりますから、当然、そうなります。
そして そのグリップの理由は、
テークアウェイの初期、動き出しで、
左腕を回内(ローリング)することで始めるコト
左腕だけの動きでスイングを始めるコト で
つまり、手さばきで スイングをスタートするコト です。
これに 例外は殆ど見当たりません。
この時点、アドレスから 1秒、イエ 0.5秒もたたない初期動作で
手打ちをするコトが確定、振り遅れることが確定、
後々、クラブを寝かしたりの不必要な修正動作を除けば
その時点で、アウトサイドインに振る事が確定しているのです。
手で上げない ようにするには
いばらの道の「左グリップの改修」が手っ取り早いです、
言葉通り、いばらの道(精神的に…ですが) ですので、
ワンポイントアドバイスを✊
テークアウェイを右手、右腕、で行って見てください。
理想を言えば、右ひじ、もしくは 右上腕の背後への移動
と 胴体の右向きをリンクさせる形 で。
そのコツは 【からだの回転よりもやや先目】 に、
☑右ひじを曲げる か
☑右上腕を上げる か
☑右ひじを背後に引く を行うコト。
左手は、「右手一本だと辛いから」 手伝っている程度で
左手は、クラブの移動そのものには直接関与しない感じで‼
左グリップが その右腕動作によって 動かされそう
というのは からだの向きの変更 で処理します。
左腕が回内(ローリング)しなければ
左グリップの変更は 格段に容易に行えます。
そこから先、スイング出来なーい、とか
チカラが入らなーい、とか 強く振れなーい、とか
飛ばなそう、とか その手の弱音は関知しません。
一番、始めに ゴルフクラブを握った時、どうだったんですか?
としか お答えできません。 from ◆絶滅危惧種のゴルフクラブ創ります