20190704

まる得!ゴルフレッスン公開: レッスン公開248-40

週のトーナメントは、アメリカ男子が3Mオープン、日本からは松山、小平選手らが出場します。日系のコリン・モリカワ選手も出場します。

アメリカ女子は、ソーンベリークリーククラシック、日本からは畑岡、横峯、上原、山口選手らが出場します。

日本の男子は、日本プロゴルフ選手権、初日は中止になりました。日本の女子は、アネッサ・レディスオープン、初日は今日から始まっています。

最近はYOUTUBEでアメリカのゴルフレッスンを少し見ています。探さなくても出てくる映像は、当然アクセスが何十万もある人気のレッスン映像です。果たして、どんな映像が人気なのか?先日見たのはベン・ホーガンのスイングを分析してスイングを説明するものでした。なんでも、ベン・ホーガンはダウンでクラブを寝かせてインサイドからシャローに入れている、という説明で、なので、ダウンではクラブを寝かせることで、インサイドからシャローに入れてドローが打てる!みたいなものでした。

で、映像説明では、ベン・ホーガンのシェル・ワンダフルワールドオブゴルフでサム・スニードと対戦した時のスイング映像で、後方からのもので説明していました。トップあたりのシャフトアングルと、そこからフラットになる部分を見せて、ほら!トップからダウンでクラブを寝かせてるでしょ、こういうふうに寝かせてスイングしていたのです!とかなんとか・・・

言うまでもなく、その説明は大間違いで、正しくはトップ直前からダウンに入る直前にかけてクラブをレイドオフ方向に倒し、ダウンでは立ててダウンスイングしている、です。しかし、その人の説明では、ダウンで一旦寝かせてインパクト直前で立てて振るんです!っていうことでした。で、その人が実際にスイングして見せますが、ゆっくりコマ送りでは見せてくれないので、どうなってるのかよくわかりません。しかし、右に打ち出してドローを打っていることは、アマチュアの人にでもわかるかもしれません。

そのスイングは当然ホーガンのスイングとは全く違っていて、腕を振り上げ、腕の動きでダウンでクラブを寝かせてインパクトエリアでターンしているスイングでした。確かに、その人の説明通りのスイングではありますが、ホーガンのスイングとは似ても似つかないものでした。でも、そんなことがわかる人はいないから人気なんだろうし、コメントも称賛するものがほとんどでした。

そんなふうに、人気があるから正しいということは全くないというか、そういう間違ったスイング法を、さも正しいかのように言ってるものが、私がこれまで見たところほとんどでした。この人は、まだ自分でスイングしている映像を見せているだけ良心的で、御託を並べるだけのものがとても多く、仮にスイングを見せるにしても、コマ送りで本人のスイングを映像をわかりやすく解説しているものはありませんでした。みんなトッププロの映像を細かく見せて御託をならべるお宅ばっかりっていう感じです。

何を信じるかは皆さんの判断次第ですが、強い選手のスイングが最高のスイングではないことと同じく、人気のあるレッスンが正しいわけではない、人気のある評論が正しいわけではない、ということは、どんな世界でも言えるということは知っておいて損はないでしょう。

それでは今日も、レッスン公開をお楽しみください・・

人気blogランキングコチラをクリッククリックニャンニャンニャン 

毎度ありがとうございます。

提供 ゴルフラーニングスクエア グロス

続きを読む >>

from まる得!ゴルフレッスン公開