20190301

◆絶滅危惧種のゴルフクラブ創ります: セット内のシャフトの硬さのバラツキはミスの元



5番アイアンを例にしてみましょう。

〇小ぶりなヘッドの軟鉄アイアン
重心距離     36mm前後
ヘッド重量    240g
シャフトの硬さ  280cpm

ここら辺が 現在の、この数年の、平均的な市販スペックです。

約20年前…ゼクシオ、エスヤード、キャラウエイ全盛時代から比べると
ヘッドも小ぶりになり、ヘッドも軽くなっていますね。
重心距離も短くなり ヘッドも軽くなっている上にシャフトも硬いので
その当時から見れば 現在のほとんどモデルがハードタイプ
俗に言うプロモデルです。    ま、それは兎も角・・・

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ここに 2種類の5番アイアンを用意します。
ヘッド、長さ、ロフトなどは同じ。
違うのは「シャフトの硬さ」だけ
 ①振動数250cpm -🄬相当の硬さ 
 ②振動数280cpm -Ⓧ相当の硬さ です。


①の振動数250のモノを常用していたとしましょう。
②の振動数280のモノを打つコトになり、多少練習したとすると
 どうでしょう、双方 同じボールの位置で打つでしょうか?

スイングのタイプや癖、好き嫌いなどにもよりますが
私 個人であれば 硬い②のクラブは届きにくくなるので
若干 ボールを中に、右に寄せると思います。


逆に ②の振動数280のモノを常用し、①に変えたとすると
やはり ボールの置き位置はどちらかに動かすと思います。

…まあ 正直言って 5番アイアン(38インチ) 振動数280cpm
今でこそ 多くの人が手にしているスペックですが、

このスペックは強烈に硬く、打ち手の無理振りは強要させますが、
クラブによる何かの恩恵やヘルプは皆無の 超オーバースペック
 です。
このクラブで 地面からのボールを打つとすると
左足かかとにボールを置いたのでは空振り必須
アドレス時の真ん中においても 届くか、当たるか、怪しいほどで
練習場で回りを見渡すと
 右の膝の前や右のかかとに置いている人もいるほどで
これは ある意味、非常に正常な反応、対応と言えるでしょう。

自分のドライバーショット時のボールの置き位置と比べ
 中に入っている分
、シャフトがキツイ…オーバースペックである
と 判断できますね。




①の振動数250cpm のモノと
②の振動数280cpm のモノ    同じタイミングで振れそうですか?
②の方が速く?早く?なりそうではありませんか?


ボールの置き位置の違い
タイミングの取り方の違い

これが もろに結果に出る訳です。

この①と②のクラブが無自覚にバックに中に入っており
それを 一球交互、もしくはランダムに使えば
一体 自分自身のミスなのか、クラブのミスなのか
分からなくなってしまいますよね・・・


✋バックの中にそれを混載させている自分のミス…ですけどね✋


スナップショット 10 (2013-06-09 14-54)


また これもよくあるパターンなのですが、
売れないアイアンの単価、セット単価を下げるためが主目的の
「軽量スチール」シャフト・・・
そのセット単価を更に下げるため、セットが6本セット、
もしくは5本セットと言うのも多く、ウエッヂは別売り です。
そして ウエッヂを買うのに
そのセット、アイアンの「硬さ構成」を無視し、ブランドで買ってしまうパターン・・・

ウエッヂ専用シャフト・・・なんて 付いてたりすると ✊余計そそられたり・・・
👉総じて ウエッヂ専用シャフトは重さを増やしているので
 硬さが増しているケースが大半で、フルショットする頻度の少ないウエッヂの方が
 アイアンセットよりも硬い・・・ なんて・・・アプローチのミスの元になります。
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