【読者様からの質問】
「いつも参考にさせていただいております。
クラブセッティングについてご教授お願いします。
今のセッティングです
1W M3 440 ツアーad PT6S 250y〜260y
3W M4 16.5 ツアーad F65S 230y〜240y
5W 915F ツアーad PT7S 220y
3U 913H 21度 ツアーad UT85S 200y
4U 913H 24度 ツアーad UT85S 190y
5U U65 26度 ダイナミックゴールドDST 180y
6〜P Z565 ダイナミックゴールドDST
52度 ボーケイ モーダス 120S
58度 ボーケイ モーダス 120S
パター スタジオセレクトニューポート2
環境の変化で練習時間も取れなくなったこと、アイアンとウェッジのシャフト重量が逆転していること、 競技ゴルフでカート無しのゴルフをすること、また競技ゴルフの為精度を高めたいことからアイアンとパターの見直しを考えています。
今のアイアンシャフトも気に入っていますが、後半疲れてくると振れなくなってる気がします。また、もう少し軽量化した方が本来のシャフトの性能が活かせるのかなとも思います。アイアンのシャフトをNS980DSTのものにするかモーダス 105かDG105にするか迷っています。違和感なく変更するにはどのようなシャフトがよいでしょうか?
アイアンシャフトに合わせて5Uのシャフトも変えようと思います。
またパターはスパイダーツアーブラックがマレットにしては操作性もある為ショートパットの精度も上がるかなと思っています。
他にも気になる点があれば合わせてご指導よろしくお願いします。」
【倉木真二の回答】
アイアンシャフトはNS1050にすると全体の流れも良くスペックダウンできます。
DG DSTは手元から先端に向かってなだらかに剛性が下がるタイプで癖が少ないシャフトです。
PT、ツアーAD F、UTも同じように手元から先端に向かってなだらかに剛性が下がる癖の少ないタイプです。
DG105、モーダス105は手元が軟らかく先端が硬いタイプなのでウッドとは性格が異なります。
NS1050であればDSTと基本的な剛性は似ていながらもわずかにスペックダウンできます。
カット後重量はモーダス105、DG105よりも重くなります。
NS1050Sとモーダス120Sのカット後重量はほぼ同じです。
ウェッジシャフトはアイアンの流れに合わせるのであればモーダス115がおすすめです。
手元から先端に向かってなだらかに剛性が下がるタイプです。
低く打ち出してスピンを効かせるような抑えた打ち方をしたいのであればモーダス120のままでも問題ありません。
パターはニューポート2よりもスパイダーツアーの方が操作性は低いです。
勘違いしている人が多いのですが、操作性はシャフト中心軸(ヘッドのネック軸周りではなく)の慣性モーメントで決まります。
簡単に言うとヘッドを回転させるのに抵抗が少ないことが操作性の良さの1つの要素になります。
スパイダーツアーはヘッドの回転に関する慣性モーメントがニューポート2よりも高いので操作性は低いです。
反面、フェース面の向きの安定感は高いです。
スパイダーツアーのベントネックの方がヘッドの回転に関する慣性モーメントが低く、操作性が良いです。
from 元ゴルフ研修生クラフトマンのゴルフ相談ブログ