20181120

鹿又芳典ゴルフブログ: 苦手なお仕事

僕の中で一番苦手な?苦労する?悩まされる?お仕事があります


でも逆にある意味では一番多い内容かもしれません。。。


そのお仕事とは
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雑誌でのシャフト解説のお仕事なんです。

もちろんメディアでの仕事をさせていただいてから20数年、毎年沢山の試打機会を作っていただいてきて僕の土台にもなっている部分なので、僕にとってはとても大切なお仕事ですし大好きなんですが、誌面の内容を煮詰めていくときに全体でマップを作るとか弾き・粘りの度合いを表現していくときには更に苦労するんです。

ヘッドやグリップは色々なタイプのゴルファーが試しても似た傾向の感覚を見つけやすいのですが、シャフトに関しては全く違います。何せロボットだってインパクトを調整しないといけない位デリケートだし、同じEIでも材料が違えばフィーリングは変わるしスイングタイプによっては全く違う結果になるのがシャフトなんですよね。 それを誌面の限られたスペースの中で、出来るだけ判りやすく誤解のないように伝えていくかに苦労するんです。

立場が変わって出版する側や編集さんの気持ちになれば・・・
スライサーにはこれ。フッカーにはこれ。飛ぶのはこれ。  みたいにスッキリ分けて欲しいとは思うんですが・・・

「そんな簡単にはいかないよね」

って事で20数年続けている今でも頭を悩ましているんです。 なので僕の場合は担当の編集さんと始める前に「何を一番伝えたいか?」を相談させてもらって出来る限り条件(打ち手の)も表現しながら進行させていっています。それでも毎回もっと上手に伝えられたんじゃないかなという不安な気持ちが起こらなかったことがないのも正直な気持ちなんです。

僕の中ではここ数年特にシャフトに対する注目度が高くなっています それはヘッドの規制があるなかで飛距離に対して挑戦できるのはシャフトの方が自由度が高いからなんです。特に各メーカーさんの中で全数検査(CT値)が当たり前的になり、ヘッドの弾きの差がない今は特に最大飛距離に対してはシャフトだと思っています。もちろん自分のスイングタイプに合うヘッドを使っているという前提の中でですが、なので雑誌での企画では読んでいただく皆さんに誤解を招くようにはしたくないし興味を抱いていただけるようにしたい気持ちが強いんですよね。 なので僕の登場している企画を読んで頂くときは、結果が出やすい色々な条件が散りばめられているはずなので探してみてください。そしてもし興味を持ったシャフトがあった時は、実際に試してお店の方と相談していただければと思います。そうしていくと食べログ?何だったっけ食べ物のサイトで自分の好みと似た味覚の人のコメントを有効利用するって話を聞いたことがあるので、ゴルフ雑誌でも同じような事ができるかも知れませんからね

とにかく担当編集さんと頭を悩ませながら作っていますので(違う企画でもですよ)読んで参考にしていただけたら嬉しいです。




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