20181118
◆絶滅危惧種のゴルフクラブ創ります: ゴルフクラブとスイングの関係
さて クラブ扱いを考える際に
クラブの側からも人間の動きを考えてみましょう。
スウィング破壊兵器である硬いシャフトや軽いヘッド
を使っている場合は、仕方がないのですが
少なくとも ある程度、運動するシャフトや
必要最低条件を満たすようなヘッド重量が備わった
クラブを使っている場合、
クラブやクラブヘッドの重さ など
から発せられる 感覚情報を
感じてみましょう。
重さは動作中の何時発生するでしょうか
それも いつも同じ箇所ですか
重さの具合は一緒でしょうか
重さが発生すると、力みませんか
もう一歩進んでみると
その重さには指向性がありませんか
その指向性は自分の進みたい
自分の動かしたい方向と同じですか
その差はどの位ですか
では その重さと指向性を
自分の動きたい、動かしたい方向や重さに
変えるコトは出来ないでしょうか
クラブの行きたがる方向を
出来うる限り 自分のそれと揃えてあげる
そう考えていくと
より少ない動作や労力で
簡単にボールが打てるかも知れませんよ。
これらの情報はクラブやヘッドの重さを
シャフトを通して ユーザーに伝わります。
私はその部分が一番の
シャフトの役割と考えています。
硬いシャフトであると その情報を
リニアにユーザーに伝えません。
柔らかいシャフトで ヘッドでボールを
弾いて飛ばす という誤った認識を
持った方が少ない無いかと思うのですが
本来の シャフトの役割は
そのまったく反対なのだと考えています。
単に重さの付いた長い棒で
ボールをぶっ叩くのに 飛んで行かないよう
滑り止めのグリップが付いているだけのものが ゴルフクラブ なのか
それとも その特殊な形状が
ボールを打つ動作をし易く、動作を促しているようになっているのか
ボールを上手く打ち方を教えてくれるモノなのか
それは 使い手次第 というコトになります。
そして 少し困ったことに
あまりに そういう扱いの人ばかりになると
ゴルフクラブは本当に
ボールをぶっ叩くだけのモノになってしまいます。
from ◆絶滅危惧種のゴルフクラブ創ります