20181104
◆絶滅危惧種のゴルフクラブ創ります: パッティングはショットの基本
パッティングストローク
ボールを 1m 2m 移動させる、
用語として誤解を生み易いですが ボールを転がす
は ショット、ボールを打つこと 打撃することの基礎 です。
ショットに対し 非常に悪影響があるのは
アプローチなどとも共通ですが、
「ボールを弾かない」
「ボールを弾くことで ボールをどかせない」
「弾く強さを距離感にしない」 コト です。
例えば 子供のころに遊んでいた
消しゴムを ボタン式のボールペンで移動させる(弾く) 遊び
を想像してみてください。
移動させたい方向通りに弾くのと
消しゴムを回転させるような位置や方向を弾く
のとでは 移動する距離が異なります。
当たり前ですが 移動する方向そのものの安定度も異なります。
ボールは球体、ヘッドの打撃面は平面 が故に
ボールの回転は付いて回りますが、
基本は ヘッドの重さ×運動の速度 という 打撃力を
推進力、造語ですが移動力に変えてあげることが最優先課題 で
ボールを回転させることは おまけ に過ぎません。
イメージではありますが、弾く強さ が 距離感 である限り
安定した距離感、ミスしない頻度 も向上し難くなります。
係数は入りますが、あくまでも
目的の距離を打つのに必要な ボールの移動速度 を
ヘッドの移動速度で作り出してあげる ことが
パッティングだけでなく、ショットの向上につながります。
そして パッティングや小さなアプローチで
ショットのひじょ~~~に悪い基礎 を 作ってしまう大きな部分 は
肩は、肩甲骨は からだ という
ものすごい悪い誤解です。
医学的にどう捉えるのか は別として
ことゴルフの動作に限っては
肩や肩甲骨は体ではなく、腕 です。
ゴルフの用語で言う
肩の可動域を増やそう は
腕の可動域を増やすこと で
それは主に肩関節を指し、肩甲骨の可動域ではありません。
そこそこの距離のパッティングストロークやショートアプローチでは
からだを使おうとしていなくても 結果 からだも動いてしまいます。
特にショートアプローチではスイング流れを一つの画像に
落とし込んだ時 円を描いているように見えるのですが
それは体が回転しているからであって
肩や肩甲骨を揺さぶっているのではないのです。
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もう これは本当にスイングの諸悪の根源としか言えず
これをレッスンなどで教えるのは ホントにホントに辞めてもらいたいです。
このブログで話題になっている
「要らないピザは頼まないで」 もここから始まったりします。
スイングの始まりになる
グリップは 左手の上に右手が被っているのです。
左手が下にあるのです。
グリップの位置関係の上下を入れ替えるような動きは
無用な肩、肩甲骨の動き
俗に言う ギッタンバッコン を生み出すだけ ではなく
スイング用語の根本にある
からだ と言う部位を
どこなのか分からなくさせてしまいます。
ユーチューブやSNSなどの動画 に出てくるスイングの
ほぼ全部が 肩甲骨や肩だけを動かす 手打ちスイング です。
からだを回せ と言っているレッスンプロのほぼ全員 が
腕だけを動かす オレオレ詐欺状態 です。
その始まりになるのが パッティングストロークやショートアプローチ などの
ショルダーストローク、振り子ストローク です。
まあ これもクラブ、パター…道具の影響も少なくないのでしょうねぇ・・・。
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