土曜の懸案のイベントが終わって、少しヤレヤレです。
しかし朝から夜10時頃まで・・・疲れたな。暑い中歩数は1万6千歩越えた。
体重も土日二日間とも68kg台に突入。体重測定初めた4か月前から6kg減量できた。
それで昨日は週1のルーティーンであるウチッパへ行こうと思ったが、
足の疲れがあって、パチに変更した。まぁ少し勝てたから良かったわ。(笑)
え~先日、全く偶然に別の先輩と後輩に、それぞれ久々の別の麻雀に誘われた。
麻雀は若いときは好きでよくやっていて、学生時代は麻雀ドップリで35歳まではよくしたが、
最近は年1回の同級生との麻雀大会と、暇つぶしにやる何ヶ月に1回のネットゴルフのマルジャンぐらい。
嫌いじゃないけど、麻雀は夜遅くなるから、やんわりと遠慮するわと断った。
だって、夜はウォーキングしないといけないし、今はその時間がもったいないもんね。(笑)
え~次のゴルフ本は、そんな麻雀とゴルフに関係ある?29年前の刺激的なタイトルの本です。
ワシは「麻雀・カラオケ・ゴルフ」は全部好きなんだけど、それを全否定されてますね。(笑)
「麻雀・カラオケ・ゴルフは、おやめなさい。―これからの日本経済とサラリーマンの戦略」
長谷川 慶太郎(著) PHP研究所 1989年6月
<内容>
「新人類」が日本を変える。豊かで、自由な「個性化」の時代が到来する90年代は、新しい「格差」と「競争」の始まりであり、古い価値観や常識では生き残れない。経済・社会・企業・消費に表われる「大変革」を大胆に予測する著者渾身の緊急提言。」
<目次>
第1部 世界は変わる 日本が変わる(世界「大好況」が始まった;
日本経済どこがどう強いか;「新人類」が消費社会を激変させる;無限に拡大する日本の消費市場)
第2部 企業は変わる 経営が変わる(新人類とつきあえない企業は滅ぶ;
企業「格差」はこうして生まれる;企業買収は日本の時代)
<著者/長谷川 慶太郎>
「国際エコノミスト。1927年京都生まれ。大阪大学工学部卒。新聞記者、雑誌編集者、証券アナリストを経て、1963年独立。1983年『世界が日本を見倣う日』で第3回石橋湛山賞受賞。1986年すでにデフレ時代の到来を予測した『日本はこう変わる』は60万部の大ベストセラーとなる。毎年恒例の年度版シリーズの著書『2017 長谷川慶太郎の大局を読む』でトランプ新大統領誕生を予測した分析力は高く評価される。他に『大転換』『大波乱』など多数あり。」
著者の長谷川さんは真面目な国際経済エコノミストなので、内容はタイトルに反して真面目な本でした。
これは1980年代後半に「Voice」誌に掲載されたものに加筆し単行本化されたビジネス書です。
1989年1月、時代は「昭和」から「平成」へ変わり、社会は急速に変化して、「もったいないと感じない」30歳未満の「新人類」の台頭で社会・経済のルールは変わり、おのずと年長の世代は「化石人間」になり、自己改革をしなければ「世捨て人」に成り果ててしまうとの警告の書でもあります。(笑)
そして、この本は、もっぱら自分の古くからの慣行や自分自身の経験から出てきた考え方に、忠実に従って自分なりに生きていこうとする方々には無縁の書(笑)であり、これは経済界での成功を願う人々のための本としています。
つまり、「麻雀・カラオケ・ゴルフ」の話題はちょっとで、メインは40代以上の経営者やビジネスマンターゲットの本でした。
実はあまり難しい経済の本では、世のサラリーマンが手にとらないし、タイトルの三つの遊びをすっぱり「断念」しないと、人生の路線の選択において自動的に「世捨て人」の道を選ばざるをえないので、これからの新時代に取り残されますよ!と言うインパクトをありきのタイトルでしたな。
この本は、執筆当時に円高デフレながら好況で新人類が出現し、これからは「高級化・個性化・差別化」がキーワードで、無限に拡大する日本の消費市場、そして企業格差、企業買収などをこれから起こるであろう未来啓蒙の書です。
これからは「カネを惜しまず」、「根気良く努力し」、「国際的な視野に立ち」情報を集めること。
そして「強い個性」と「好奇心」のない経営者は引退しろ!しています。
ただ書かれた時はバブルの時代。ただ「バブル」はこの本の2~3年後に崩壊したので、そのワードはない。
でも、ローカルの中小のサラリーマンのワシには、その当時も今現在も縁のない内容みたいですな。(笑)
そして著者の言う平成元年に30歳前の「新人類」は現在アラ還ですが、その世代が「新人類」だった?
ほんま?そんな認識ないけど、でも現在でも20代はゆとり世代であり「新人類」です。歴史は繰り返すのか?(笑)
確かに「麻雀・カラオケ・ゴルフ」は当時総中流のサラリーマンにとっては三種の神器であり、必需の遊びだった。
しかし最近では麻雀もゴルフもメイン層はシニアになり衰退傾向。
カラオケもスナックで歌うのは減少し、独りカラオケなどに変化し、シダックスがカラオケ事業から撤退と変革期です。
著者いわく、この三つは「サラリーマンの三術」であり、当時でさえ、もう過去のもの。
この三つしか生きがいのない人は「世捨て人」であり、ビジネス界の身の置き場所はない。
この三つをやめて何をすれば?と言うことは自分で考えることであり、考えられないようならビジネス能力がない。
「この三つをやめたら、時間も財布も余裕が出来るんで、新しい情報をキャッチする工夫をするべき。
そうしないと、新しい時代と対等に付き合っていけない。個性的であれ。」と断言しています。
日本人の気質として、世論・大衆に迎合して動いていれば安心の「赤信号、みんなで渡れば怖くない」状態ですが、
そんな中で約30年前に、独自の進化論を説いたサクセスビジネス書ですな。
でも、ワシは逆の意味、著者長谷川さんも「新人類」だったような気がするな。(笑)
世間の大多数が好んでいた麻雀・カラオケ・ゴルフ・酒が苦手で背を向け、独りで世界中の経済情報を研究した人だもんな。
この本では、ゴルフを古い旧態然としたビジネスの3悪に決め付けていますが、ゴルフは生涯スポーツに成り得ます。
カラオケも大声を出すことで健康寿命を延ばしますが、麻雀はダメ!賭けないと面白くないからね。(笑)
え~ワシのこのゴルフ本の評価は★★ですな。(ダメは★、まあまあ★★、良かったら★★★)
from ゴルフも人生も no plan (;´Д`)