ゴルフの動作は
背骨を軸とした 胴体の向きを変える
回転の動作です。
そして からだには厚み
頭の部分にも厚みがあります。
( ;∀;) わたしなんか 横幅より厚みの方があるくらいです…
紙ではありません。
背骨は体の厚みに対し
真ん中よりも奥
ほぼ体の厚みの端に位置する部位です。
顔・頭にとって 背骨の延長線は脳天よりも…後頭部に近い位置です。
顔はそれに対し 厚み分 前にズレています。
つまり 背骨を軸として
体の向きを変えると ボールを見ないのならば
右を向いても、左を向いても
顔の厚みが半径になるような動きになります。
右を向けば この厚み分 目の位置は
ボールから離れ、遠ざかるような動きになります。
スウェー という言葉がありますが、
この言葉は
スイング動作中に 軸となる背骨が
前後上下左右にズレるコトを指す言葉 です。
日本人は 特にこの手の言葉に縛られる傾向が強い
ような気がしてなりませんが、
スウェーを避けるあまり、
体の回転、向きを変える動作そのものがおろそか
になってしまっては本末転倒です。
その背骨は傾いて構えて始めていますので
連続のスイング動作を一つの画像に落とし込むと
ごくごく自然に このような 頭部や顔の動きになります。
ですので スウェーを恐れるあまり
回転運動をちゃんとできない とか
動作が中途半端になるよりも
軸が多少ぶれた としても
しっかりと回転運動を覚える方が
はるかに体には優しく、痛みを生みません。
あまり口にしたくはありませんが、
プロも含めほとんどのゴルファーの
「スイングを見る目」はくもっており
正しく見ることが出来ていないのが現状で
どのスイングが
「人間にとって、自分にとって優しい動き」 なのか という目でなく
どのスイングが
「〇〇プロの動きに近いか」「真似が出来ているか」
という エセ評論家の目になってしまっています。
スイングは
それを飯のタネにしない
オジサンおばさんゴルファーにとって
体に優しく、かつ効率的で
遠くに繰り返しボールを飛ばせる動き が大事であり
良いスイングです。
その目を育てろ とは言いませんが
人に評価されることばかりを気にせず
自分にとって、自分という素材にとってどうなのか
という判断はとても重要だと思います。
from ◆絶滅危惧種のゴルフクラブ創ります