20180731

ゴルフも人生も no plan (;´Д`) : 永井延宏「一生ブレない 身体のスイング」

疲れがたまって身体が弱ってるのか?夏バテなのか?身体の調子が悪いです。
ただ夕方から元気になります。(笑) 5時から男か?(死語)

昨日、お盆のゴルフに備えて、クールタオルとコールドスプレー買いました。




え~次のゴルフ本は理論派のゴルフインストラクター永井延宏さんの本です。
今月はこれでゴルフ本書評10冊目になります。飛ばしすぎたかな?(笑)

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「一生ブレない 身体のスイング」
永井 延宏 (著) 日本文芸社 2016年12月


<内容>
「身体・腕・クラブを一体にしたスイングの真実。大型ヘッドクラブを使いこなすグリップ&インパクト。」
「身体とクラブの機能」に合ったスイング理論でゴルフが変わる! 」
「体に無理なく、効率のいいスイングの会得」をテーマに、その考えと実践方法をわかりやすく解説する。
著者のスイング理論の元となる古武術を基本に、体力に頼らない、体の機能を徹底的に活かしたスイング方法を公開!」

<目次>
・はじめに
・1新しいクラブには新しい使い方がある
・2ゴルフスイングは入れ替え動作の集合体
・3スイングの「隠し味」に気付けばゴルフが変わる
・おわりに

<著者略歴 /永井 延宏>
「1969年埼玉県生まれ。10歳よりゴルフを始める。日本大学櫻丘高校ゴルフ部主将を務め、日本大学文理学部に進学。
1994年、ゴルフ留学のため渡米し、フロリダ、コロラド、カリフォルニアの各州へ。ジム・マクリーンなどのアメリカ最先端のティーチング・ノウハウを学ぶ。帰国後、レッスン活動を開始する。これまでに初心者からトッププロまで、多くのゴルファーを指導している。ゴルフクラブについての造詣が深いことでも知られている。NPO法人ゴルフアミューズメントパークの理事として、ゴルフ市場の発展や指導者の育成にも携わっている。」




え~この本は、以前「ゴルフレッスンコミック」に「術のゴルフ」と言う漫画を連載した時に、解説でつけた文章がベースになっているという本です。

相手(クラブ)が強くなったことに自分がアジャストしていく必要があり、それをお伝えすることがメインテーマで、第1章が最新クラブにマッチした打ち方、第2章はクラブに負けない身体の使い方、第3章はその両方にかかわる大事なポイントを解説してます。

永井さんの本は、今までに書評を書いたのが、

「ゴルフ 読むだけで迷いなく打てるパッティングの極意」 青春出版社 2016年3月
「最後の壁があっさり破れるウェッジワークの極意」 青春出版社刊 2015年12月
『ゴルフ上達のカギを握る「超」ウェッジワーク 』 青春出版社 2008年10月
「古武術的ゴルフの極意」 小学館 2003年9月
「ゴルフ コース戦略の超セオリー」 青春出版社 2008年4月

以上の5冊ありますが、他のプロとは違う独自の発想力及び着眼点が優れているのが特徴ですかね?

まず最初に、タイトルの「一生ブレない」というワードは、辻秀一さんの「一生ブレない自分のつくり方」(2014年)や小暮博則さんの「一生ブレないスイング理論 “左重心スイング理論"でゴルフの常識が変わる」(2014年)があって、特に「一生ブレないスイング」とは、出版社も著者も違うのに何故同じワード?という疑問があります。

その答えとしては、
この永井さんの理論は最新のクラブ構造学と、左1軸打法に、そして日本古武術を加えての最新理論であり、

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その左1軸打法の代表的理論書は、マイケル・ベネット&アンディ・プラマーの「スタック&チルト ゴルフスウィング」であり、この本の技術監修は江連忠プロ。永井さんは江連忠さんと高校同級生の盟友なんで、そのためにタイトルで対抗したのかな? わからんけど。

内容は、ストロンググリップでが右手を下から添えるので、ヘッドの下がろうとする動きには弱くダフリやすいので、近年アプローチイップスが増えている。そのために、左手がややストロング、右手はスクェアという大型ヘッドにマッチしたグリップに移行が必要。

左手は軸、右手はへら。左手が下、右手が上。
「見えない力」であるトゥダウンと遠心力への対処法など。

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そして、ワシが一番印象的だった内容は、

背骨の動きでボールに圧力をかける方法として、身体が3つの文字を描くよう動く
   1文字めは漢字の「入」、2文字めがカタカナの「ト」、そして最後が漢字の「人」


ゴルフスイングは入れ替え動作の集合体であり、 
   クラブヘッドと自分の頭が逆に動く「左右の入れ替え」
   身体とクラブの上下の位置が変わる「上下の入れ替え」
   首が左肩に寄って右肩に寄る「首の位置の入れ替え」
   だったな。

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え~この本を読んだ感想としては、わかりやすいことを書いてるのだけど、
著者独特の小難しい説明にしてるので、感覚派のワシには少しわかりにくかったな。

まぁそれが理論ということかも知れないが、他のプロとの差別化を図る著者独特の表現でしたな。

ワシは未読だが、感覚派のワシには、この本の元となった「ゴルフレッスンコミック」に掲載していたという、
「術のゴルフ」と言う漫画を読んだほうがわかりやすかったような気がするな。(笑)

え~ワシのこのゴルフ本の評価は★★ですな。(ダメは★、まあまあ★★、良かったら★★★)

え~何度も書いてるけど、こういうゴルフの技術&理論書は、
読む人の経験やレベルによって評価は変わってきますので、ご興味があれば読んでみてください。
ワシはヘボなんで。(汗)



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