こんばんは、座和です。何か夢を見ているかのような前田選手の優勝でした。
昨日が終わった時点で13位タイまでの選手に優勝の可能性がある混戦と書いたのですが、
「これは前田陽子と大城さつきのプレーオフだな。」と思った方は、ほぼゼロだと思います。
その前田選手、フロント9で3つ伸ばして首位に並んだのですが、失礼ながら「これは優勝に絡んでくるな。」とは全く思わなかったです。
ちょうど鈴木愛選手が日本女子プロを勝ったときと同じ感覚で見ていました。
私の中では明らかに原江里菜選手が主役の優勝争いだと思いましたし、
15番セカンドのスーパーショットを見た時には、「これで決まった!」と思いました。
しかし、そのスーパーショットを生かせずバーディーとならず、勝負の終盤3ホールは、
全く彼女らしいプレーではなかったです。残念の一言では表現できないくらい残念です。
さて、前田陽子選手、本当におめでとうございます。
若手の台頭がこれだけ著しい時代に、彼女のようなプレイヤーが勝つというのは、非常に意義深いと思います。今日のプレーを振り返ってみれば、それは優勝にふさわしいものでした。
しっかりとFWをキープして取るべきところで取る。そしてパッティングも良かったです。
昨日を終わっての彼女のコメントが意義深く感じます。こちら。
「緊張せずにやれるとは思えないですよね。」 って、そりゃそうだと思います。
段ボール工場でのアルバイトの話も中継で出ていましたが、しっかりGDOの糸井さんは取材して昨日時点で書いていますね。こちら。
苦労した彼女と支えてくれた人たちへの感謝。そうだろうなとしみじみ思う優勝でした。
徳島県出身の彼女は、きっと「時のひと」となって、大王製紙エリエールに出場します。
彼女の、数少ないスポンサーがライバル企業の王子ネピアですが、来週、彼女が大きく取り上げられても、これは大王製紙さん、許してやって下さい。
それから、契約先であるPINGの担当者の方の話の記事も出ました。こちら。
最後に、前田陽子選手のプロ入会は2008年の80期生です。
同期には、この試合で私が優勝を期待した西山ゆかり選手がいます。
彼女たちは最終日、同じ組でプレー。西山選手は同期の優勝を目の前で見た訳です。
今日もスカイAのインタビューで優勝を狙ってプレーをすると答えていた西山選手。
次は自分だときっと誓っていることだと思います。
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