20180628

◆絶滅危惧種のゴルフクラブ創ります: 飛ばない原因はヘッドスピードではありません



多くの人の飛ばない原因はヘッドスピードではありません。
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今のインパクトの作り方、ショットの仕方、クラブの扱い方では
たとえ ヘッドスピードが 5ms 上がったとしても
はっきりと距離が変わった と実感できないと思います。


こういう事 です。
 ✌ 5番アイアンの長さで作った 8番アイアン と
 ✌ 8番アイアンの長さで作った 5番アイアン  では
どちらの方が飛ぶと思いますか?


目的にもよると思いますが、
ボールを止める必要がなく、転がること(ラン)も含め
総飛距離とする ドライバーの場合
後者の方(5番を8番の長さで)が 飛ぶ可能性が高くなります

前者の8番アイアンを5番の長さにしたとしても
長さの分ヘッドスピードが 1~1.5ms増えたとしても
高さやスピードが出るばかりで ボールの転がりも期待できず
立体的なボールの道のりは増えるかもしれませんが、
おそらく 水平距離はほとんど変わらないか
オリジナルの8番アイアンより飛ばない可能性すらあります。

飛ばない と悩む方の多くが
ロフトの作り方が悪く ロフトの締まったインパクトが出来ていないため
打撃力がボールの速度に転化されていません


それに加え
ヘッドスピードを上げようと
たくさん ヘッドばかりを動かそうとするので
ヘッド軌道の道のりが長く インパクトまでに時間がかかり
体が下を向いている時間を逸してしまい
さらに ロフト効果 を増やしてしまっているのです。
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故に 少なくない人にとって
ドライバーを長尺化しても
飛距離に変わりが出ないのです。

言葉遊び ではないですが
速いスピードで振ること よりも
早い時期にインパクト迎える工夫 の方が
ロフトを締めますし、ボールを逃がさず打てるチャンスを増やします。

ヘッドをたくさん振った方が 充実感として
飛ばせる気持ちになるのは分からないではないですが、
ボールを捕まえられない可能性とともにミスの可能性も増やすので
そこは考え方の切り替えが必要です。
from ◆絶滅危惧種のゴルフクラブ創ります