20171209

◆絶滅危惧種のゴルフクラブ創ります: ゴルフスイング◇トップの位置



テークバック テークアウェイは
ヘッドの高さを造る というよりも
ヘッドの重さを利用するための!
 グリップとヘッドの位置関係を
上下逆転させるための行為です。

特に 上下の位置関係を逆転させ
ヘッドの重さ、ヘッドの形状、クラブの重さによって
次の行為 に移り易くする重さ を
造ってあげることは
クラブの機能としても、重さの機能としても
最も大切な行為 と言えるでしょう。

重力とは大雑把には
地面に対し 垂直にかかるモノです。
ところが多くの人は
テークバックでその関係を理解していないようです。

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スイングには前傾姿勢がありますので
体の向きを変えることの線上、面上、
俗言う スイングの軌道 は
見た目には傾いていますが、
横の運動に相当します。

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その軌道上をヘッドを幾ら送り込んでも
クラブは横に倒れるだけです。
テークバック、そしてトップの位置には
恰好としての目的ではなく
ダウンスイング インパクトをよりやり易く
より速く、より効率よく、より強く 行える
と言う主目的があります。
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その位置は 軌道に対し垂直というよりも
シンプルに重量に逆らう真上の方向です。

横に送り込めば ロフトは寝ます。
ダウンスイングで ダウンスイングの方向において
より重たいクラブを
より多くの素早い作業が必要になるのですから
わざわざ苦労を背負い込んでいるようなモノです。

最近では クラブを寝かした上に
グリップの位置まで異様に高くする
非常に不合理な方法が多く見られますが、
運動性能に自信のない、練習wもしたくない
アマチュアには最も適さない方法と言えるでしょう。

ゴルフのクラブ、ヘッドの重さは
インパクトの衝突の時、ボールの質量に負けないため のモノ、
と同時に 打ち手の動作~運動の促進や助けのタメ です。
幾ら 市販の超軽量ヘッド、クラブの重さも感じない硬いシャフト
を長く使ってきたからとは言え、
クラブの重さと戦うことが イコール スイング になっては
元も子もないでしょう。

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