先日のラウンドで、
実際にあったシーンです。
100ヤードの表示杭に
ボールが……
ありそうでないシーンです。
前下がりで、深めのラフ、
簡単ではないライでした
ピンが奥だったので
9番アイアンで
パンチ気味に打とうと思いました。
9番なら杭を抜かなくとも
打つことが可能だったかも
しれないのですけど……
結局、杭は抜きました
クラブが当たったら
怪我をしそうだったからです。
ヤード杭の多くは
簡単に抜けるようになっています。
動かせる障害物として
扱えるようにです。
結果として、ワンピンぐらいに
ボールは止まって、
バーディーだったのです
次のホールに行くときに
『もしヤード杭を抜かずに
打ったとしたら……』
と想像しました。
怪我をしたかもしれないし、
スーパーショットで
イーグルなんてもことも
絶対にないとは言い切れません。
選択しなかった決断を
振り返っても意味はないと
知っているのですけど、
カメラで撮った時点で
ネタになると考えたわけで、
その結果があまりにも
ハッピーエンド過ぎて、
面白くないと感じたのです
あるがままに打つことを
良しとするのは
ゴルフを面白くする意味で
不可欠な要素です
ヤード杭を抜くのは
規則で許されていて
なんら問題はないのに、
少し後ろめたい気持ちが
あったのかもしれません。
改めて、画像を見ながら
『もし同じシーンになったら』
と考えましたが、
やっぱりヤード杭を
抜いて打つと思います。
そして、結果が悪ければ、
それなりに納得して
一つのストロークとして
過ぎていくのだと思うのです。
ゴルフは自分を映す鏡です
面白い経験を通して、
自らの弱点を教えられたと
ちょっとしんみりとしております