タイガーのスイングヒストリー、ダウンでは、ノーコックスイングに改造したことで、体の回転速度を上げ、体に負担が強いスイングに改悪されていました。ノーコックに変えたことで、体の回転速度とフェースローテーションを抑える必要が出てきた結果、インパクトではどんな変化があったでしょうか?
というわけで、上の図がインパクト前後の変化ですが、わかりやすい変化は左ひざの動きの変化で、22歳の頃のスイングでは左ひざを突っ張ってスイングしていることがわかるでしょう。左足踵の動きに注目してもらえれば、以前は浮き上がっていなかった踵が、浮き上がっていることからも、かなり強烈に膝をつっぱり切ってスイングしていることがわかります。この動きによって左ひざの致命的な怪我を生むことになったことは明白です。タイガーとしては、損害賠償を請求してもいいくらいかもしれないですよね?
また、フォローでは、ローテーションを抑えた形になっていて、フェースローテーションを抑えたスイングであることがわかります。ノーコックでタメがないスイングなので、ローテーションを抑えなければ方向性が悪くなるのです。逆にタメのあるスイングの場合は、完全にして自然で無理に抑えることなくローテーションして打つ必要があります。この二種類の映像から、それらがわかると思います。
ローテーションを抑えた22歳の頃のタイガーは、左肘がチキンになる悩みが発生していました。そもそもはそんなことがなかったのにフックグリップにしてローテーションを抑えたがためにそうなったのです。上のフォローでもチキンが発生しそうになっていることが感じられると思いますが、この頃はそれがなければ真っ直ぐ打てないスイングだったということになります。
ローテーションを抑えたスイングが現在のクラブには合っている、といった主張のレッスンもありますが、20年前といえばヘッド体積が300CCくらいの時代です。しかし、その頃のタイガーは既にローテーションを抑えたスイングに改造し、結果、体を壊すということになりました。つまり、欠陥スイングだったわけです。そして、現在のタイガーは現在の道具を使い、タメのあるスイングをしています。つまり、ローテーションをさせてスイングしています。こういう歴史を知れば、ローテーションを抑えた云々が間違いであることがわかると思います。ローテーションは自然なスイングに必要不可欠です。抑えたスイングは欠陥スイングなのです。しかし、一見正しそうで、簡単に出来そうなところが厄介で、騙されやすいポイントです。実は安定しないか体を壊すスイングになるので注意しましょう。
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from まる得!ゴルフレッスン公開