【読者様からの質問】
「前回テーラーメイドの使用クラブでお世話になりました。
シャフトなどお話いただいたように改善していこうと思います。自分の相談の文章を見て友人がぜひ聞いてもらいたと。
彼はハンデ12やっとホームコースのキャプテン杯の参加資格を得ました。
ヘッドスピード40 ダフリ癖があり バレーボールを過去にやっていて体力的に後半スコアを崩すタイプです。
今は日本アマ常連さんのようなセッティングにしています。ドライバーシャフトはADーBB6S200Y アイアンはモーダス105Sなど7Iで135Yで5Iは
バッグに入れてますが使えません。届く距離でもユーティリティを調整して打っています。
そんな彼も一念発起して見栄を捨て今流行のピンにしたいと言っております。
これだけの情報では少ないでしょうがおすすめのピンのクラブをお教えしていただくことはできますか?」
【倉木真二の回答】
ピンにすることが見栄を捨てることになる意味が分かりませんが現状ではヘッドスピードに対してシャフトのスペックがハードです。
これからトレーニングをしてヘッドスピードを上げて打ちこなしていく意欲があるのであれば良いですがそうではないのならばBB6、モーダス105、共に硬過ぎます。
更に体力の問題で後半崩れるという状態であれば尚シャフトのスペックを下げた方が良いです。
モデルによって実質的な硬度は変わりますがドライバーであればメーカー純正のSRあたりが妥当となります。
後半の疲れた状態で現状のBB6Sよりも遥かに楽にボールをつかまえてくれるのでミスが減ると考えられます。
アイアンシャフトはスチールでも良いですし重量的にはモーダス105と同等でも良いですがモーダス105は先端が硬くつかまりにくくなっています。
ほぼ同じ重量のNS950に変更すれば剛性の違いから楽につかまるようになりますのでラウンド後半も楽になると感じます。
ヘッドスピード的にはゼロス8のSフレックス、NS950であればSRあたりが妥当です。
まずシャフトの硬度を落とすことを重視すべきであると思います。
余談ですがアイアンが苦手でダフリ癖があるということであれば横振りになり過ぎている可能性が高いです。
縦振りに関する情報を収集してそれらをヒントに実行していくとアイアンが得意になると感じます。
from 元ゴルフ研修生クラフトマンのゴルフ相談ブログ