20171102

まる得!ゴルフレッスン公開: レッスン公開243-9

週のトーナメントは、アメリカ男子がシュライナーズホスピタルフォーチルドレンズオープン、松山選手は出場しません。日米女子はTOTOジャパンクラシック、日本の男子がHEIWA PGMチャンピオンシップ、石川選手が出場します。岩田選手も出場します。岩田選手は今年から日本で戦い、現在の賞金ランクは51位、シードは間違いない位置です。以前ほどの結果は出ていませんが、日本ならシードは楽勝レベルのようです。

石川選手は、今年日本で3試合戦っていますが、全て予選落ちという、かつて見たことのないような結果になっています。果たして、石川選手は下手になったのでしょうか?スイングを詳しくは見ていませんが、ジュニア時代に比べて「軸」という意味ではブレが減って改善しているのではないかと思います。以前は体を揺さぶって飛ばしていた印象ですが、揺さぶりは減ったように思います。なのに精度が明らかに劣化しているのはなぜか?

私が思うには、それは集中力の差ではないかと考えます。ジュニア時代って、およそ25歳以上になると消えてしまう独特の集中力というのがある人がいます。タイガーしかり、上田選手しかり、多くのジュニア天才型の選手は25歳くらいまでに驚異的な結果を出しますが、25歳を超えると急速に勢いを失うようです。

そういう集中力のある時代というのは、スイングは未完成であっても、集中力がそれを遥かに凌駕するようで、そういう時期というのは無敵になります。似たような現象は誰にでもあって、例えば言葉を覚えられる時期だと、驚異的な集中力で、一時期に多くの言葉を記憶することができますが、そういう集中力はその時期にしかなく、無意識に発揮できる力です。そんな無意識に発揮できる独特の集中力で驚異的なことをやるキッズが様々な分野にいて、スーパーキッズだともてはやされ、神童だの天才だのと騒がれますが、時期をすぎればただの人、という人も世の中に数え切れないほどいます。これを読んでいる人にも、昔は神童だとか天才だと言われた人も少なくないと思います。もちろん、その勢いから本物になる人もいますが、多くの人は、凡人に戻って平凡に生きていくものでしょう。

石川選手の活躍も、そういう不思議な集中力による結果である部分が強く、それをそれで終わらせないためにスイング改造し、努力もしているわけで、現状はまだその結果が出ていない、という途中経過ではないでしょうか?そのうちやっていることが実り、結果となって出てくる日が来るでしょう。それはジュニア時代の不思議な集中力の結果ではないので、本物の強さを持った選手ということになり、そうなればメジャー制覇も夢ではない、ということになってくれるといいですよね。

それでは今日も、レッスン公開をお楽しみ下さい・・・

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