ずっといい感じでレベルアップに向けた練習とラウンドを続けていましたが、8月の夏休暇以降から当たりが悪くなり始め、ジワジワとまったく当たらなくなりました。
どこかで脱線してしまった!のです、きっと・・・。
これまでは、「休む」ことでリセットされることも多かったのですが、今回は数日の休みを2回ほど挟んでも、どんどん分からなくなるだけ・・・。
ということで、プレ男レッスンの室屋コーチにお願いして、継続中のレベルアップのレッスンではなく、「調子を戻す」ための原因究明と対策をお願いしました。
【室屋コーチ】タイミングを失ってますね!
レッスン開始早々、アイアンで2~3球のフルスイングをしただけで、「ウム!」とすべて解ったかのようにうなづいて表題の指摘を受けました。はやっ!
早く切り返して同じ距離を打ってみましょうか!
こうして数週間ぶりの芯喰いショットができました!
続いてウェッジに持ち替えて同じチェック。小さなスイングで30Yほど。こちらも切り返しのタイミングを早くして強く打つように指示をもらってバシッと!
室屋コーチ
タイミングを失っているというのは、正しいタイミングがあるということじゃなく、大西さん自身がタイミングを考えていないという意味です。
目からウロコの言葉。
早いとか遅いとかではなく、意図したタイミングでインパクトへ向かわないと、ズレが生じて当たるものも当たらないということで、これを合わせていくところから調子を戻していくのが先決というアドバイスでした。
室屋コーチ
現状では早めの切り返しが合っているので、続けてみましょう。
ここまでだけでも、充分に戻れそうなきっかけをもらったと感じましたが、さらに追加で効果的なドリルを教わって、その反復方法についてもアドバイスをもらいました。
動作のタイミングにインパクトを合わせる
ウェッジ、ショートアイアン、ユーティリティ、ドライバーと、順次長いクラブに持ち替えながらスイングを見てもらっているうちにあることを発見されちゃいました。
クラブが長くなるにつれ、左に乗れていない!
ショートアイアンなどの短いクラブで見られる、左にしっかり乗ってインパクトしている様子が、長いクラブにまったくないという指摘。
言われてみれば、そのとおり!
そこで、右手1本の小さなスイングでインパクト確認ドリル。
これ!前からコーチに与えられながら、気づいたらやってませんでした(汗)。
室屋コーチは、細かいパーツをあれこれ言う人ではありません。とにかく効率良いインパクト目指してクラブの使い方を解くコーチです!
だから、レッスンは毎度毎度ここに立ち返るわけです。基本はいつもコレ!
例えレッスン内容が進もうとも、基本はこれです。ブレずに一環してます。私の習得が遅いだけなのかもしれませんけどね・・・(汗)。
今回は調子を戻すためのリハビリレッスンでした
今回は一連のレベルアップといよりも、調子を戻すためのレッスンとなりました。冒頭の言葉を改めて使うと、脱線状態から見事に戻してもらえました。
このリハビリレッスンから今日で2日が経ちましたが、練習でも右手1本ドリルを執拗に挟みこんでインパクトの感覚を得ながら、確実に戻りつつあります。
室屋コーチ
右手1本のショートスイングでも、切り返し前後に「これじゃ当たらない!」ということが分かるようになってくると、さらに最高ですね!
言っている意味はよく分かります。それに、なんとなく近い雰囲気を覚えることもあるけれど、この感覚は私にはまだまだのようです。
奥が深いというか、レベルが高いというか。
でも繰り返し繰り返し右手1本でインパクト練習していて、ジワジワ感じてきたこともあったりして、こんな地味なドリルが楽しいと感じたのは初めて!
いつどこでそういう感覚が宿るんだろう?と考えながら・・・、
「まだ来ない!」
「まだ来ない!」
「あれ?今の感覚?」
「いや違った。錯覚だった。」
「まだ来ない!」
「まだ来ない!」
こんな感じでしょうか(笑)。
室屋コーチ
今回のポイントは、体が左に動くタイミングと腕を振り戻してくるタイミングにインパクトを合わせるというものでした。
練習としては、「小さめなバックスイングで速めのテンポでボールを打つ。」が、今回は良さそうな感じでした。
調子が戻りつつある時に、今度は入射や軌道をコントロールしていくような内容に入っていきたいと思います。
ひとまずは調子を戻しながらラウンド楽しんできてくださいね!
ほんの2日しか経ってませんが、絶不調からは完全に脱しました。
出口を抜けた先が少し手前の駅にはなりましたが、また同じ場所で脱線してしまう前に次のレッスンを受けたいと思います。
振り返ればほんの3週間のダメダメな日々でしたが、今回のアドバイスでまたゴルフの楽しさを覚えたような気がしました。
from ゴルフマニア手帳