【読者様からの質問】
「倉木師匠
いつもアドバイスありがとうございます。
最近、月例競技などのクラブ競技において、緊張するラウンドで大崩れしてしまう癖がついてしまいました。
会員になり3年目ですが、競技になるとアベレージより10以上叩いてしまいます。その反面、プライペートのラウンドでは70台で回れる事が多くなりつつあります。今年のアベレージは、85です。
緊張したゴルフのスコアが真の実力だと思っております。競技でも、実力を出すためにはどの様な努力が必要でしょうか。月例競技ごときで緊張してしまう自分から脱皮したいと思うこの頃です。
何かアドバイス頂けましたら幸いです。」
【倉木真二の回答】
練習場とコースの実力差を埋めるための要素の一つとして緊張の対策が有ります。
緊張しないようにすることはできませんが、緊張した結果、生じる問題を軽減することは可能です。
簡単に説明すると緊張した場合肩に不要な力が入ります。
緊張するほど上体に無駄な力が入りやすくなります。
なので、緊張した結果、生じる問題に意識を向けると緊張によるミスが減ります。
つまり、意識的に力まないようにすることです。
緊張すれば無意識に無駄な力みが大きくなります。
そのため、競技などでは特に力み過ぎないように意識し続けなければなりません。
習慣にするまでは非常に苦労しますが、習慣化できると次第に緊張による力みが減ります。
最初は、強く意識してやらないと効果が出ません。
思っている以上に意識し続けるのは難しいですから、それなりに覚悟して実行すると良いと考えます。
とても単純なことですが、本当に実行し続けるのは簡単ではありません。
しかし、それに見合った効果を発揮してくれます。
from 元ゴルフ研修生クラフトマンのゴルフ相談ブログ