今日から実質的なGWになります。
ただ5・6日がゴルフ+飲み、そして7日が休日出勤です。
それから昨夜ポケモンGOがレベル38になりました。(231匹には変化なし)
少しこれからはペースダウンしようかな?足腰は強くなったが視力が悪くなったもんな。
え~次のゴルフ本は、ゴルフエッセイに少しレッスン的な要素がある本です。
「弘兼憲史のゴルフ悪魔のささやき」
弘兼 憲史 (著)、三田村 昌鳳 (著) IMS出版刊 2002年8月
<内容>
「快楽ゴルフでいいじゃないか! 平均的にすり合わせしながら生きていかなければならない日常なら、せめてゴルフでは、スーパースター気分でいたい。「悪魔のささやき」と上手につきあい、ゴルフをもっと楽しむ方法を説く。」
「ゴルフ好きで有名な人気漫画家・弘兼憲史氏によるゴルフの指南書。「悪魔のささやき=自己満足の快楽ゴルフ」の功罪を語る同氏に『Number』『週刊ポスト』でお馴染みのゴルフジャーナリスト・三田村 昌鳳氏が「天の声=スコアメイクのセオリー」を説く。
これこそアマチュアゴルフ指南書の決定版。セオリーと逆行し欲望のままプレイするも良し、反面教師にするも良し。全てのゴルフフリークに贈ります。」
<目次>
【第1章】 弘兼式快楽ゴルフ
【第2章】 自分を信じろ
【第3章】 冷静なんてつまらない
【第4章】 だからアマなんだ
【第5章】 悪魔との付き合い方
<著者>
■弘兼 憲史
「1947年9月、山口県生まれ。漫画家。早稲田大学卒業後、松下電器産業に入社。退社後の1974年、「風薫る」でデビュー。1985年「人間交差点」で第30回小学館漫画賞を受賞、1991年、「課長 島耕作」で第15回講談社漫画賞を受賞。取締役まで続く「島耕作」シリーズはサラリーマン漫画として絶大な人気を誇る。ほか代表作に「ハロー張りネズミ」「加治隆介の議」「黄昏流星群」など。ゴルフ歴は20年。「週刊ポスト」での坂田信弘氏のとの連載をまとめたレッスン書『GOLF練習嫌いはこれを読め!』は大ベストセラーとなっている。」
■三田村 昌鳳
「1949年2月、神奈川県生まれ。ゴルフジャーナリスト。立正大学卒業後「週刊アサヒゴルフ」副編集長を経て、1977年株式会社S&Aプランニングを設立。『Number』の創刊準備から携わるなど編集プロデューサーとして活躍するほかテレビ・ラジオでも活躍。1995年、アメリカでスポーツライター・ホールオブフェイム(殿堂)を受賞。1996年、第一回ジョニーウォーカー・ゴルフジャーナリスト賞優秀記事賞を受賞。著書に「タイガー・ウッズ伝説の序章」「伝説創生」など。「GOLF練習嫌いはこれを読め」の仕掛け人でもある。」
弘兼憲史さんはパナソニック(旧松下電器宣伝部)での会社員経験を活かし、団塊の世代の雑誌隆盛の時流に乗って「島耕作」シリーズや「ハロー張りネズミ」「黄昏流星群」などサラリーマン漫画というジャンルでヒット作を連発してきた人気漫画家です。
またゴルフ物では、約10年間にわたって「週刊ポスト」誌に連載し、全4巻で約60万部というゴルフレッスン書のベストセラー記録を持つ坂田信弘プロとの1コマ漫画レッスン「GOLF練習嫌いはこれを読め」シリーズが人気です。
左画像:「紅い芝生(あかいグリーン)」 全6巻 著/ 弘兼憲史 1983~1987年 小学館
右画像:「GOLF練習嫌いはこれを読め」 4巻 1996年~2001年 小学館
そして「天の声」の三田村昌鳳さんは杉山通敬氏と並ぶゴルフの球聖・中部銀次郎の語り部でもある有名なゴルフジャーナリスト。
ワシはかつて三田村さんの本「ブッダに学ぶゴルフの道〈地の巻〉」を読んでいます。
で、この本を読むと、弘兼さんはゴルフ漫画「紅い芝生」連載を始めることになり昭和56年(1981年)にゴルフを始めて、腕っ節も強く昔はドライバーのヘッドスピードが51m/sあったぐらいだから、上達も早かったわけですが、
しかし、弘兼さんのゴルフはあくまでストレス発散目的。
だから練習はしないし、今までコンビを組んでいた坂田プロの教えはすぐ忘れて学習能力がない。
そして爽快感を求めて、ドカーンとドライバーを飛ばそうとし、刻むことなどしない、即断即決の一発逆転を狙う大波肯定ゴルフ。(笑)
だからタイトルの「悪魔のささやき」とは、堅実で安全なゴルフをやめて、弘兼憲史流の一か八かの自己満足・快楽ゴルフの楽しみ方へのお誘いとも言えます。
内容は、下の画像のように、最初に「悪魔のささやき」である弘兼さんのゴルフ講釈があり、その後に「天の声」である三田村さんがそれに関するスコアメイクのセオリー?を説くという流れです。
最初は見本の画像にように短い「天の声」だったんだけど、これじゃ紙面的にどうも都合が悪かったのか?段々と長めの補足解説になってきますけどね。
弘兼流の「悪魔のささやき」は、ゴルフ一般論からその後にマスターズ観戦なんかの話に進み、現在の目標は月2回のゴルフでスコアの目標も個人的にはハーフ45という、ある意味開き直り的な考え方を披露していますが、
「あくまでゴルフをしていて記録に残るのはスーパーショット。
自分の実力以上のショットが出ることによって、ゴルフの面白さにとりつかれる。
悪魔とのささやきといいお付き合いをすることによって、ゴルフはもっと楽しめるはず。」との持論を力説しています。
で、この本を読んで感じたことは、この弘兼さんのエッセイは、スコアなんか気にしないで明るく楽しもうというゴルフエッセイなんだけどね、そりゃ弘兼さんはお金持ちなんで、あくまで「ゴルフはストレス解消、すっきりすれば良し!」なんでそれはそれで結構ですが、普通のアベレージのオジサンゴルファーのゴルフにかける気持ちはもう少し真面目な気がするんだよね。
だからか?あまりゴルフ上達に役立つところもなく、またそんなに話も面白くない。
それに、この肝心の「悪魔と天」の二人の掛け合いなんですが、どうも空気感に違和感があって噛み合わず。
弘兼憲史さんが悪魔のようにゴルフの楽しみを語り、その後に天使の声として三田村さんが冷静なコメントを補足するんだけど、全然話がかみ合わなくて、どうも空気感が違うんだよね。非常にまとまりが悪くて読後感が良くないわ。
この本はゴルフエッセイ?ゴルフレッスン本?なのかわからんが、読んでてあまり面白くなかったな。
え~ワシのこのゴルフ本の評価は久々に★です。(★3が満点)
from ゴルフも人生も no plan (;´Д`)