20170403

◆絶滅危惧種のゴルフクラブ創ります: ゴルフスイング☆やはり上手く行かない多くの原因は右向き不足

   

ここで数年で劇的にスイングの変化した
お客様をご紹介しましょう。

私の動画ソフトの不具合から
 一つのモノにまとめれませんでしたので
二つのモノからみて頂くことになります。

過去のスイングに比べ 腕周りへの負担
腰回りへの負担は減っていますから
全体像はとても良いと思います。


ただ まだ過去のリズム感など
少し引きずっている点がありますので
その点をチェックしてみたいと思います。
IMG_3017(5)(2)(2)_Moment(6)


このまま ですと
引っ掛け、煽り打ちによるFWなどのダフリ
アプローチなどのダフリのミスは多くなります。
そこは改善したいところですし、
それを改善するともっと飛距離も出ますし
安定もします。

 その原因は『右向き不足』です。

右向き不足のために
インサイドから
上から入ってくる時間が足りず
時によっては 左向き、上向きで
ショットしてしまう可能性が高くなります。

IMG_3017(5)(2)(2)_Momentその右向き不足の問題を解説します。
決して手さばきで と言う意味では
ありませんが、
この線は アドレス時の
 グリップエンドの位置を基準と
しています。
インサイド とは
これよりもボールから離れる
遠ざかる方を指し、
テークアウェイが始まれば
インパクト付近までは
当然 この赤線の内側に
グリップエンドが位置することになる筈です。

ところが
IMG_3017(5)(2)(2)_Moment(2)IMG_3017(5)(2)(2)_Moment(3)











テークアウェイが始まると
グリップエンドは どんどんと体から離れ
ボールの近い方に行ってしまっています。

体の回転が先、腕が後 という順番を
腕が先、体の回転は後 という形で
改善をした という点では理解出来ますが、
コースでどんどんプレイする というのであれば
この点はもっと融合させていきたいところです。

長年の習慣もありますし、
リズム感 みたいなものもありますから
すぐには上手く行かないかも知れませんが、
根本的な解決をしていくために
覚えて頂きたいのは
体の回転は その回転していく方向側の「肘」
で作っていくと良いと思います。


IMG_3017(5)(2)(2)_Moment(3)これを見ても
左ひじ 左腕に比べ
右ひじ 右腕が
ほとんど動いていません。
この初動では
テークアウェイ~トップ~ダウン
の動きが所定の、希望の動きより
ボール側に倒れた動きになり易く
結果 遠ざかりながら 離れながら
インパクトする可能性が高くなります


決して腕で と言う意味ではありませんが
勿論体の右向きも伴ないつつ
もっと 右ひじが後方(背中側)に移動しないと
いけません。
grip posi

赤い点が アドレス時のグリップエンドの位置
 ですから それよりも20㌢近く
ボールの方、前に出てしまっています。
数値で管理するのは意味ありませんが、
本来は 逆に 20㌢ ボールから離れている位置
でも おかしくないのです。
IMG_3017(5)(2)(2)_Moment(6)

初動で右ひじの動作が足りないので
トップの位置での右向きが足りなくなります。
このグリップが前に出た分
テークアウェイ全体の動きがボール寄りすぎる位置に
なってしまっています。

テークアウェイの初動で
もっと右ひじを 後方(外)に
斜め上に動かすようにすると
インサイドから打てる時間
上から打てる時間を確保でき
ダウンスイングにももっと余裕を持てると思います。

L型ブリストルパターを右手一本で持って
テークアウェイだけ素振りをしてみて下さい。

from ◆絶滅危惧種のゴルフクラブ創ります