”けん”です。本日のゴルフレッスンは「ゴルフを難しくしていませんか?」です。私がゴルフを始めたときは自分のプレーで頭がいっぱいで何も考えることができませんでした。ラウンドが終了して面白いとも思えませんでした。
一般的には最初からゴルフが楽しかったという人が多いです。一度ゴルフをプレーしてしまうとやめられなくなるスポーツのうちの1つです。そのようなスポーツは他にもいくつもありますが、中でもゴルフは上位に食い込むほどの楽しさを味わえるスポーツだと思います。
なによりゴルフのスコアは自分自身の責任です。一般的なスポーツはチーム競技だったり、1対1の勝負だったりすることが多いです。ゴルフにも団体戦やマッチプレーなど同じ要素のゲームはありますが、現代では一般的なゴルフのプレーといえばストロークプレーになります。
ストロークプレーはスコアを争う競技です。スコアを争うわけですから同伴者はもちろん競技ゴルフであれば出場する全選手とスコアを比較することで順位を争うことになります。
しかしながら、これまでの自分自身と戦うこと、天候やゴルフコースという違いはありますが、自己ベストとの比較がもっとも気になる部分になります。ベストスコアが出るとうれしいですし、それに近いスコアを出すと今日は調子が良かった、ということになります。
同伴者に上手な人もいれば下手な人もいます。上手い人がどれだけ好スコアでラウンドしようが関係ありません。自分のスコアがどれくらいか?それだけが気になるんです。ゴルフにのめりこむのはこの辺も影響するのでしょう。
自然との戦い、自分との戦いといわれるゴルフだけに、自分だけのどうすればこの局面を打開できるのかいろいろと考えたりすることも楽しいものです。世の中にはたくさんのヒントが詰まったレッスン書があります。
レッスン書に書かれている内容は、読んでいるときは著者の考えが理解できますが、実際にやってみると上手くいかないことも多いです。いくつものレッスン書で書かれている内容で同じ部分もあります。
アプローチをするときはオープンスタンスに構えたりすることだったり、オーバースイングにならないようにすることなどたくさんあります。
例えば、アプローチのオープンスタンスに何の意味があるのか、深く考えることなく言われるがままに行なっていていつの間にか自分自身でゴルフを難しくしていることってあります。やさしく打とうと思うならスクエアに構えるほうが簡単です。
私自身はアプローチでオープンスタンスにするとボールを拾いやすくすることもありますが、それ以上にバックスイングが良い意味で上がりにくくなるため、必要以上に大きくならないことでミスしたときに大オーバーを防ぐことができると考えています。
しかし、もしもスクエアに構えるほうがやさしいのであれば、構え方を変えることも必要だと思います。オープンスタンスに構えることで、フェース面が開きトップしてしまったり、思った方向へ打てたとしてもサイドスピンが必要以上に効いてしまいあらぬ方向へボールが動いたり、カップのはるか手前で止まったりと、イメージしていたアプローチと違うこともよくあります。
ゴルフレッスンの王道の考えが自分に合わないことだってあるんです。みなさんもゴルフをわざわざ難しくしていませんか?たったこれだけでゴルフが今よりもやさしくなるかもしれません。
ではまた
from +72ゴルフレッスン