20160909
◆絶滅危惧種のゴルフクラブ創ります: クラブヘッドを動かすショットは単なる偶然待ち
ショットにおいて、スイングにおいて
とても重要なことの一つに
もしも ショットやスイングが良く無い(納得いかない)場合、
もしも ショットやスイングが悪くない場合、
修正することや反復することが出来ることです。
毎度毎度 偶然待ちのようなクラブ扱いは
ショットやスイングが良くても悪くても
修正する方法や反復する目安が存在せず、
次も偶然待ちをしなければいけないことです。
現在、プロも含め、競技ゴルフをしているような
ゴルファーのスイングやクラブ扱いの多くは
その「究極の偶然待ち」を練習によって
推測できるほどに煮詰めた「究極の偶然待ち打法」です。
しかし、一般的なアマチュアオジサンゴルファーには
それを煮詰めるだけの時間やお金
ましてやその練習に耐えられるほどの肉体もありません。
という話です。
多くのゴルファーは
先端に重さの付いたゴルフクラブは
その重さの創りだす遠心力によって
ボールを打つのがゴルフクラブの機能だと
「誤った」基礎知識も上でスイングしています。
しかし、それは 打ち手が
その遠心力などの不可抗力によって
外に引っ張られる力に抵抗し、
グリップの位置を固定する、もしくは体の姿勢を固定する
と言う動作を強いられるだけで
実際にヘッドの移動~動きは クラブというか
遠心力や反動などの他力本願任せです。
これでは ミスが起こった時の修正や
ナイスショットが起こった時の反復方法や目安が存在せず
自分の無駄な時間と体の摩耗させる練習量・練習頻度 で
偶然や奇跡の可能性を確率として計算の立つところまで
持ってくる必要に迫られます。
クラブヘッドの重さは
その形が作り出す誘導としての重さ
それも基本縦方向にかかる重力の力を
クラブの形状によって横への移動と変換する機能、
そして打撃の際のボールと言う質量をどかすモーメント
としての機能
決して ヘッドのその重さでヘッドそのものをダイレクトに
動かすものではなく、
基本、重さというものは「動かないエネルギー」というのは
変わりはありません。
少なくとも 自分の動作そのものでクラブヘッドが移動する、
漠然とした単位ですが
自分が動作することによって グリップが1動いたら
ヘッドも1動くようなクラブ扱いにしておかないと
修正も反復も目安が存在しなくなってしまいます。
体を止め、グリップを止め、ヘッドだけ移動させる
グリップの移動1に対し ヘッドが10も動くようなスイングでは
修正も反復も出来なくなってしまいます。
ヘッドで円を描く
クラブを反転させるイメージが
強い、弱い、多い、少ないにかかわらず
そのイメージがある限り 成功しません。
99と100の1の差 ではなく
『0と1の差』 はとても大きいのです。
自分の体は180度反転するけれど
位置が反転するのはグリップのみであって
重しの付いている先端は
あくまでもイメージですが90度しか反転しない
ヘッドの方が重さが付いている分
少なく動く、多く動くことはないのです。
トライされてうまく行かない方が
お店を訪れるのですが
やはり 円を描くイメージから抜け切れていないのです。
まるで洗脳されているかのごとく
ヘッドは円を描く、描かなくてはいけない
と多くのゴルファーは信じています。
結果、円を描くのは
クラブが動くのではなく、
クラブが動かず、自分が動くからなのです。
アプローチショットでそのイメージが本当に身に付けば
かなりショット能力は向上すると思います。
円を描こうとして クラブヘッドを動かせば
それをするために必ず自分が止まり、
自分の体はそれに対する補正のため
だけに動くことになります。
クラブヘッドの重さは
打ち手 自分を動かすためのモノで
ヘッドの重さでヘッドを動かしてはいけません。 from ◆絶滅危惧種のゴルフクラブ創ります