抜けの良さが心地よい「01」
前回の記事の続きです。
コースと芝の上から打てるアプローチ練習場で、さっそく新しいゾディアのウェッジ「マスターピースV2.0 」を試してみました。
58度の「01」は、本命モデルです。
トゥ側とヒール側が大きく落とされた抜けの良さが魅力。フェースを少し開いても大きく開いてもスルッと抜けて、高いボールが打てます。もちろんスピンをかけて低い球を打つのも簡単です。
ソールを落とせば、抜けが良くなるかというとそういうことではなくて、ソールがしっかりと仕事してくれないと、良い抜けを感じることは出来ないもので、そのあたりはさすがに絶妙です。
見た目は構えやすく開きやすい形状。
トップブレードに厚みがあって、思ったよりも安心感を感じます。見た目通り扱いやすいクラブだと思います。
バウンスがしっかりと効く「03」
「03」は、トレーリングエッジが落とされているものの、比較的オーソドックスな印象です。
試打した際に、バンカーが非常に簡単だったので購入しました。シリーズの中では一番小ぶりなクラブらしいです。
「03」は、FP値が3.5mmで、セミグースという位置づけのようですが、たしかにふところ感はあるもののそれほどグースは感じません。
バンカーでも打ちましたが本当に簡単です。
フェースを開けば、高いボールがやさしく打てます。
ロブが打ちやすいのは「01」ですね。
どちらかというと低く打ち出したほうが、バウンスも効いてイメージが出やすいウェッジです。
ソール形状による性能の差
こちらが58度「01」のソールです。
こちらは58度「03」のソールです。
カタログを見ると、この2機種のバウンス角はどちらも同じ12度。
しかし、ソールの感じはずいぶん変わります。
「01」は角度こそあるものの、丸みがあり、抜けの良さが伺えます。
「03」は見た目よりもしっかりとバウンスがあり、実際に打ってみても地面をすべってボールを押してくれるようなバウンスの機能をはっきりと感じます。
「01」でライを変えたり距離を変えたりして色々打ってみると、ソールの真ん中部分が設置してから、スルッと抜ける感じが心地よくテクニックを活かしたくなります。
「03」は、ソールの当たりがしっかりあって、スピンのしっかり効いた活きた球になりやすい形状です。
大きく差が出るのは、フルショットです。
何球も打ってみると、強い球で安定する「03」に対して、「01」は高さや距離がほんの少しばらつきやすいようでした。このあたりはまさにソールの差です。
サンドウェッジではフルショットすることはないですが、バウンスが強いほうが打点も当たり方も安定しやすくなると思います。かと言って「01」がダメなわけではなく、ボールを操るには「01」のほうが扱いやすいですね。ただ、ミスになりやすい側面もあるでしょう。
「03」はフルショットでもピンを狙えそうですが、「01」はコースでフルショットしないかもしれません。同じロフト、同じシャフトでヘッド以外のスペックはほぼ同じで組んでいますが、それでもプレースタイルが変わるくらいの差がでます。
特徴が際立っていて、どちらを使うのか迷うところ。
コースによって変えても面白いかなと思っています。
どちらも完成された形状だと思います。
決して難しいわけではなく、調和のとれた形状で球筋がイメージしやすく、手強い感じがありません。粗研磨の跡が残った仕上げと、機械加工の跡も手作業の部分と機械の緻密な部分が融合しているような印象を受けます。
渋いメッキで、錆びにくいのもメリットですね。
ヌケが良いので、砂まじりで芝が薄い硬い地面からも色々打っていたら、すでにソールにキズが入ってしまいました(笑)
使っているうちに、自分の味が出てくるものですね。