20160203

◆絶滅危惧種のゴルフクラブ創ります: 正しいテークアウェイのすゝめ 6


ゴルフの用語を振り返ってみると
やたら 体 体と出てきます。
そういう 私も使っていますね…。
体を回す
ボディターン・・・
手で打つのも忌み嫌われています。

ところが、ゴルフスイングの場合
体は意志で動かすものでなく 動かされるものです。
どういうことか というと
胴体の中にある 筋肉などを使って
胴体そのものを捻ったり、ねじったり
そういう動作は一切「ない」ということなのです。
主に 四肢 足と腕 ➡ ひざとひじ
 を使って 一つの固まりである胴体の向きを変えるだけで
胴体そのものを使う わけではありません。
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ボディターンは車の動きと似ていて
ハンドルを切ることでタイヤの向きが変わるから
車の向きが変わるのであって
車のボディそのものは捻ったり、ねじったりしない
固形 一塊のもの なのです。

そういう意味でも アドレスからテークアウェイ
での 初期の段階で 四肢を使って
特に ひじ を主体に
肘と膝の連動で 胴体という一塊のものの
向きを変える習慣が必要です。

アドレス時を基準に
右ひじで後方に肘鉄するように
体の回転を誘導していくことが
きれいにテークアウェイの方向を決めていきます。
それに伴って 足のサポートで
右のお尻のポケットを後ろに下げる(アドレス時の後方位置)
ライトポケットバック
という感じが良いと思います。

BlogPaint

それに反して、左肩を入れる
左腕を使う という動きは
不必要に背中~胴体を捩じることになります。
最近のスイングの流行りは
わたしには皆目理解が出来ないのですが
体をひねるばかりでなく
クラブの向きや姿勢をそんなにも捻くって
使わなくても行けないほど
今のクラブはダメ…なのか とも感じてしまいます。
本来は クラブの機能が主で
その命令通りに動いていれば
インストラクターの人には申し訳ないのですが
レッスン要らず と言えるほど
クラブの構造は完成した形を言えると思うのですけれどね。

また 左腕や左肩でテークアウェイに入ってしまうと
体がボール側に倒れる
➡映像などを見ると顕著です
前傾姿勢が不必要に深くなり
前に倒れ、ボールに近づくような形になるので
ダウンスイング時になると
ボールから離れながら ボールを打たなければならず
結果、前傾姿勢が意味をなさないスイングになってしまいます。

右ひじを後方に肘鉄(クランチ)してあげることによって
軸になる背骨よりも前側にある
体の重い部分は 右の股関節の上に乗るような
そんな形にもなるので
前傾姿勢が右の股関節にしっかり出来やすく
顔や目 という意味では(背骨は変わりませんが)
ボールから離れる感じになるのも
つかめるかと思います。

右ひじの使い方で注意点は
アドレス時にある右ひじの位置
その位置のまま  ➡体の後方に引く
決して飛球線方向に対し
後ろに膨らませず その位置のまま引く
というのがポイントだと思います
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