２０代前半の若い女子プロでも、長いパットを入れに行く気持ちが強いらしい。結果がその通りになるかどうかは別だが、姿勢は３０代以上のプロと違うように感じる。やはりベテランは寄せに行く意識が強い感じがする（テレビ向けの発言か？）。それでもベテランが強い（長いパットも入る）のは、何故なんだろう。
長いパットを入れたという経験がものを云うとは思えない。何故なら、練習グリーンでラインが判っていても、５ｍを越えて半分以上入る事は無いだろうと思う。つまり練習すればするほど、入る経験より外れる経験が増えてしまうからである。
もう一つ、外れても大丈夫という経験が増やせる可能性はある。練習グリーンで長いパットを打って、２パットで済ませる事である。普通、２パット目を打つ事は少ないが、試して見る価値があるかも？
通常のショットでは、目標を意識してヘッドを操作しようとしても決して良い方向には行かない。パットとはスピードが違うとは云っても、アドレス通りに振りぬいた方が方向が安定する。長いパットの場合も、手先でインパクトの強さや方向の調整は上手く行かないと思われ、肩でのスイングを安定させるしかないのだろう。
目標に対するアドレスの取り方がより重要になる。
