軽い
振り易い
そんな言葉が飛び交います。
軽いと振り易い
本当ですか
ドライバーを買い替える場合
自分が振り易いコトが 本当の目的 ですか?!
頻度よく、遠くに飛んで
毎度、毎度、真っ直ぐ行く
そんなに都合よく行きませんが
そちらと 振り易い どちらに重きを置きますか
例えば ドライバーのヘッド重量 200g を
基準としましょう。
20g軽くなって 180g になったとします。
(軽くて)振り易いですか?
それは 買い替えた時だけ ではありませんか
200g が 半分の 100g になった訳では
ありません。 ですから、ヘッドスピードも殆ど同じ、
多少変わったとしても、軽い と感じている始めの
ウチだけですし、ボールを飛ばすエネルギーは
重さ×速さの二乗 の 1/2
ヘッドスピードを 40として
軽くなった分 例え1もしくは2ms 速くなったとしても
200 × 40 の二乗 の 1/2 3200000
180 × 42 の二乗 の 1/2 2857680
実際には ボールを打つ打撃力(破壊力)は減っています
ヘッドスピードが5ms上がって やっと どっこい
なのです
しかも 速く触れるのは 体が以前の重さを覚えている
短期間で 慣れてくれば 元のスピードに戻ります。
距離が足らない 飛ばしたい
でも距離が落ちてきた
と言う状況で、その「軽くて振り易いクラブ」は
あなたに もっと振るコトを強要する のです。
ヘッドが軽い と言うことは
ボールに当った瞬間、ヘッドが減速する度合いも
強くなります。
一番速く動かした その瞬間に
急激に減速するのです。
進もうとする慣性(モーメント)が低いから、です。
その感じ、、、手首や肘を痛めそうではありませんか…
軽いクラブを使っている人ほど
冬に手首や肘にサポーターをしている
そんな気がするのは 気のせいでしょうか。。。
で あれば 逆の発想もあるのではないでしょうか
200gのヘッドを220g 20g重くしてみる。
重く感じるのは やはり始めのウチだけです。
ヘッドスピードが38msに落ちてしまったとしても
220 × 38 の二乗 の1/2 3494480
破壊力、打撃力は遥かに 上・・・
重さによって ヘッドスピードが 35ms に
落ちてしまっても 距離の源は変りません。
こちらほうが 手首や肘対する負荷も少なく
このクラブの強要するのは
如何に 重さを上手に使うか
もしくは
ロフトを上手に使ってロスを生まないか
という項目です。
どちらが ゴルフスウィング でしょうか。。。
ちなみにヘッド重量の重さは
ヘッドの推進力に比例します。
重くなればなるほど 今続けている運動を持続しようとします。
比較手してしまえば
軽いものほど 運動に何かの負荷が加わった時
その運動を持続し辛くなる ということです。
ボールの打撃そのもの だけでなく
ラフや濡れた芝、バンカーなども当然ですが
ダフッっても多少であれば その運動を持続する力は
ヘッド重量に比例するのです。