【質問】
「倉木様
いつもためになるお話をありがとうございます。
拝読すればするほどゴルフが楽しくなります。
本日はアドバイスを頂きたくメールをいたしました。
体力がありシャフトはとにかく固く感じるもの一辺倒だったのですが
どれを使ってもドライバーが右に左にの状態でした。
こちらを知ってからシャフトの大事さを知りいろいろなクラブを試打しました。
その中で、フジクラのスピーダ―757のタイトリスト913D3を購入しました。
一切の力を入れずに体の回転で打つと全く曲がらなくなりました。
このシャフトは、先が走るシャフトと伺っておりま す。
シャフトが変わるとこうも変わるのかと思うと
欲が深いもので、アイアンも変えた方がよいのではと思い始めています。
現在使っているのは、ミズノMP-4にDG社S200です。
やや右に出ることが多いです。引っかけやスライスは出ません。
このシャフトを先が走るシャフトに変えればドライバーと同じ感覚で
振れるのではと思っています。
現在思案中なのは、データや情報などからKBS社のツアーV(SまたはX)です。
しかし、ゴルフショップに行っても試打出来るものがありません。
りシャフトでどんな違いが出るのか?合うシャフトが他にあるのか?
アドバイスを頂けたら助かります。」
【回答】
スピーダー757は手元が硬く、中間が相対的に軟らかめ、先端が少し軟らかめ、というシャフトで、しなやかなしなりと先端の走りのあるシャフトです。
KBS ツアーVは、757とは性格が違います。
中間が硬い弾き系で、しなやかというよりもピンピンとした張りのあるシャフトです。
757に近いシャフトはNS PRO1150tourのX、または、フジクラMCI 120のSです。
手元が硬く、中間が相対的に軟らかめで、先端がしなやかに走るシャフトです。
タイミングが取りやすく、扱いやすいタイプです。
DG S200よりも適度につかまるようになります。
KBS ツアーVだと、真逆と言えるような剛性になり、変化が極端なので、NS1150ツアー、または、MCI120の方がおすすめです。
体の回転で打つスイングにもあっています。
KBSは、強いタメを作って一気に叩くスイングに合っています。
from 元ゴルフ研修生クラフトマンのゴルフ相談ブログ