札幌GC輪厚コースで開催されたＡＮＡオープンは石川 遼 選手の優勝となりました。
USツアーでは今季十分な成績が残せずに、来季のシード権をギリギリ確保しただけに
終わってしまいましたが、日本での試合となりますと昨年７月の長嶋茂雄招待セガサミー杯や
今回のＡＮＡオープンのようにサラッと勝ってしまうのは何故でしょうか。
一つにはＵＳツアーのコースセッティングの難しさもありそうです。
ANAオープンでも何度か林の中に打ち込みましたが、ラッキーなことにスウィング出来る位置に
ボールがありましたので見事にリカバリーが決まりました。
また、アプローチはUSツアーでも十分通用スルレベルに達しているようですが、
ドライバーショットにはまだ課題が残っているようですね。
今回の林の中へ打ち込んでからのリカバリーはUSツアーでは池ポチャになっている
可能性もあり、それではリカバリーすらできないことになりそうです。
USツアーのトップクラスの選手は飛んで曲がらないが普通で、いくら飛んでも
曲がっていては話にならないようです。
しかし石川選手のスウィングはさすがに良くなってきているようで、特によどみのない
スムーズな振り抜きが印象的でした。
今回の優勝を一つの契機として来季のＵＳツアーでの活躍を心から願っています。
できればUSツアー初優勝の一報を待っています。
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