アメリカツアー、マラソンクラシックが終了しました。
チェラチョイさんとジャンハナさんが14アンダーで並びプレーオフとなりました。結果的にチェラチョイさんが優勝しましたが、この2人、予選ラウンドでさくらさんと同組でした。
さくらさんがここに入っていて欲しかったですね。
1打差の3位タイにはリディアコーさんとフォンさん、3打差の5位タイにはキムヒョージュさん、4打差の8位タイに朴インビさんと、有力選手がしっかり上位フィニッシュしました。
日本人選手の最終成績は以下の通りです。
11位 -9 野村さん 4バーディ、1ボギー
22位 -6 さくらさん 5バーディ、1ボギー
35位 -4 美香さん 3バーディ、2ボギー
57位 +2 智恵ちゃん 2ボギー、1ダボ
62位 +4 藍ちゃん 1バーディ、2ボギー、1ダボ
フェアウェー パーオン パット数
野村さん 12(47) 13(49) 29(111)
さくらさん 13(48) 12(46) 26(110)
美香さん 12(49) 11(50) 28(117)
智恵ちゃん 10(41) 10(50) 31(123)
藍ちゃん 9(40) 10(48) 30(122)
大会前の記事で、ここ数年ずっと日本人選手のうち1人が9アンダー前後のスコアを残して上位フィニッシュしている大会だと書きました。上田さん、美香さん、智恵ちゃん、藍ちゃんと続いてきたので、今年はさくらさんだと思っていたのですが、野村さんでした(笑)。来年はさくらさんですね。
野村さんは今大会ではパットが良かったですね。以前冗談のようにパターを替えると言っていましたが、本当に替えたのでしょうか?最終日の落ち込みもなく、思った以上の成績を残しました。本人は惜しいと思ったでしょうが・・・。
美香さんは安定したスコアを4日間並べました。パットは今一つでしたが、美香さん本来のゴルフはできていたような気がします。
智恵ちゃんは最終日、さくらさんと同組になり、力が入りすぎましたかね?出だしでダボを叩くと勢いを削がれてしまいます。智恵ちゃんは勢いで勝負するタイプですので、このダボは致命的でした。パーオン率はまずまずでしたがパットが上手くいきませんでした。このへんが課題ですが、かなり良くなってきているのは確かです。
藍ちゃんは、パットの調子が上がらないまま4日間を終えました。こういう状態が続いていますね。このコース相性が悪いわけではなかったのですが、調子が良くないのでしょうね。
さくらさんは最終日5バーディ、1ボギーとして通算6アンダーの22位まで順位を上げました。帳尻を合わせたような試合展開ですが、トップテンに届かなかったことは残念です。
さくらさんとトップクラスのゴルフとの違いは何でしょうか?
チェラチョイさん 20バーディ、6ボギー、パーオン54
ジャンハナさん 19バーディ、3ボギー、1ダボ、パーオン率53
リディアコーさん 15バーディ、2ボギー、パーオン58
朴インビさん 13バーディ、3ボギー、パーオン51
さくらさん 13バーディ、7ボギー、パーオン46
チェラチョイさんとジャンハナさん、リディアコーさんと朴インビさんの2パターンに分けられますね。
多くのバーディを獲ってボギーを帳消しにする前者、ボギーを最小限に抑えて勝負する後者。
前者は場発力がありバーディ合戦では威力を発揮しますが、後者は安定して成績を残すことができます。その差が現在の世界ランクに出ているのでしょう。
さくらさんは国内ツアーでは安定感があり、この区分でいけば後者のタイプです。
ボギーを最小限に抑えて常に上位争いをして、パットが入ってくれた試合ではバーディも多く優勝争いをするというタイプです。
そう考えると、今回のさくらさん、と言うよりもアメリカツアーでのさくらさんはボギーが多すぎます。
この試合なら、ボギーは3個以内に抑えないといけません。何がボギーを呼んだのでしょうか?
パーオン率が63.9%というのがポイントですね。
72ホール中46ホールでパーオンしバーディ13個なので、バーディ決定率は28%でした。この数字は優勝するには足りませんが、上位に入るためには十分の数字です。リディアコーさんや朴インビさんよりは上ですからね。
パーオン率は70%以上でないと上位には行けないでしょう。優勝するには更にパーオン率の上乗せが必要です。上位とはパーオン数が7~8も違いますから、それが1番の課題ということです。つまり、ピンを狙うショットの精度です。フェアウェーから打ったホール数よりもパーオンしたホール数の方が上回らないといけません。今回もあと5ホールはパーオンできた筈の数字です。少なくとも10アンダーに近いスコアで回れたのではないでしょうか。
そして、パーオンできなかったホールでどれだけリカバリーできるかが2番目の課題です。
さくらさんはパーオン逃しの26ホールで7つのボギーを叩きました。リカバリー率73%なので数字上悪いということではありません。ただ、バーディ数でカバーできるのなら良いのですが、バーディ奪取率が低いのならボギー数をもっと抑えるしかありません。朴さんやコーさん並みに行くのは、芝生に慣れていない今シーズンは難しいのかも知れませんが、来シーズンはもう少し慣れて、ボギーも減るのではないかと思います。
数字を見ると、壁は厚いように思いますが、全く通用しない数字ではありません。あと少しですよ。
from VIVAさくら&琴乃VIVA女子ゴルファー