あと数時間で全米女子オープンが開幕します。
今年のゴルフシーンで一番のドキドキですね。アメリカツアーデビュー戦、ＫＩＡクラシックでの上位争い、ＡＮＡと全米女子選手権開幕前・・・・、振り返るとドキドキしたのはアメリカツアーばかりです（笑）。
次は国内ツアーでドキドキさせてもらいたいものです。
さくらさんが出演したという報道ステーションを見逃してしまいました。
マスコミ報道は、さくらさん、＠山口すず夏さん、美香さん、成田さんの順ですね。さくらさんと美香さんは全米女子ＯＰでの活躍があったので当然ですが、大山さん、成田さん、鈴木愛さん、絵理香姫の３人よりもアマ選手に注目するのが、今のマスコミらしいところです。
もちろん、予選通過、そして上位進出すれば嬉しいことですが、そんなに簡単なことではありません。また、マスコミはこういう時には話題にしますが、帰国後の国内ツアーではそれほど取り上げません。
昨年の全米女子ＯＰで予選通過した＠橋本さんも、帰国して１試合目しか話題になりませんでした。いい加減なものです、マスコミは・・・。
さくらさんや美香さんだけでなく、全ての選手は自分のゴルフをすることが第一歩です。ここで入れ込んでしまったり、舞い上がってしまうと良いスコアが出る筈がありません。
そして、自分のゴルフをするだけではとても上位に行けないのが全米女子ＯＰです。運も大事ですが、運をアテにしてても駄目です。自分の能力の１２０％を出し、なお且つコースに対応する技術と脳力が必要です。それが備わっている日本人選手は少ないように感じます。
全米女子ＯＰの国内予選会は３６ホールで２桁アンダーに届くようなコース設定でしたから、このスコアや順位は何の参考にもなりませんからね。
そう言えば、国内ではステップアップツアーが開催されています。今シーズンのレギュラーで５試合中４試合で予選落ちしている青山さん、前の試合で惜しくも優勝を逃した柏原さん、そしてチュティチャイさんが３アンダーで首位に並んでいます。
１打差の２アンダーに４人、１アンダーに４人、イーブンパーに１４人です。普通に考えるとここまでの選手から優勝者が出ると思いますが、誰か１人だけビッグスコアを叩きだす可能性もあります。
優勝して４試合出場というのは良いですが、「点」の活躍に対するご褒美しかないのが国内のステップアップツアーです。
これに対して、アメリカツアーの下部ツアーでは年間ランク１０位までの選手が次のシーズンでの出場権を獲得します。「線」の活躍に対するご褒美です。
「点」で活躍した選手よりも「線」で活躍した選手の方が実力上位と考えるのが普通でしょう。それを改善しようとしないのがＪＬＰＧＡです。
まぁ、愚痴を並べても仕方がありません。今日は、さくらさんをはじめとした日本人選手の全米女子ＯＰでの活躍を期待しましょう。
from ＶＩＶＡさくら＆琴乃ＶＩＶＡ女子ゴルファー