20150325

ゴルフ ~修羅の道~: 目的その①

基礎トレーニングとは







形や理屈ではなく



日々の練習で常にやるべきこと。







考えるのではなく



選択するのでもなく









朝起きたら





歯を磨くように



顔を洗うように



朝ごはんを食べるがごとく



コーヒーを淹れるように



お茶を飲むように







練習場で毎回



必ずやること。









それが基礎トレーニング。













ティーアップして打つことは



修羅にとっては朝の歯磨き。









修羅とあなたの



”技量の差”がどこで付いているか?







と聞かれたらその基礎をまず挙げる。











あなたがやっていないことを



私はやっているから







と答える。



























私は







”ボールを打つという感覚”を



極力持たないように練習してきた。







”クラブを振る”



それがゴルフだと思っているから。













みんな



ボールを必死で打っている。











スイング作り



スイング作りと言いながら







全然スイングを作ろうとしていない。









スイング作りなんて口だけ。



見ているとほとんどの人は







「ボール打ち」をしている。











だからボールの行方ばかりが気になる。



だから当たり具合や曲がり具合や飛距離ばかりを気にしている。











練習場で一喜一憂。



練習場で結果重視。











何かを変えようとする意識はゼロ。











いい球さえ打てば気分よく終われて



明日のゴルフはきっといいスコアになると







叶わない夢を練習場で見ている。









コースで別人のようなスイングになり



行方とスコアばかりが気になり







3年経っても変わらないスイングとスコア。













”球を打っている”人達の常だと私はずっとここで伝えてきた。

















スイングを作るのに







球の行方は必要ない。



ショットの成否は関係ない。











スイングを作るとは



スイングを変えるということ。





同じことをやっていたら何も変わらないのに



同じことを繰り返しやることが努力だと





意地を張っている人達。















それが修羅の目線だ。













いいスイングを作ろうとする人は



いいスイングにはならない。





大勢のアベレージゴルファーを見てきた私の答え。











いいスイングとは



いいスイングを作ろうとした結果ではない。





基礎をひとつひとつ



積み上げた結果がいいスイングになる。

















上手くなりたいなら



今以上になりたいなら









今の自分を変えること。





他に道はないよ。











スイングを変えようとするな。



変えなきゃいけないのはスイングじゃない。













球を打つのではなく



クラブを振りなさい。









クラブを振れるようにならない限り



いい球は打てないのだから。









それが順序。

















ティーアップして練習する



最大の理由。







ガツッ!!



ドカッ!!







クラブを振れない人の音はいつもそんなだ(笑



ボールを打とうとするからそうなる。









ティーアップして



クラブを振ってごらん。





PWだって9鉄だって8鉄だって



ちゃんとティーアップしてごらん。









ボールを打つのではなく



しっかりとフィニッシュまでヘッドを振り切ることにだけ集中してごらん。











スイングになるから。





あなたが言う「スイング」に。



















あなたに聞きたい。









マットの上と



ティーアップして打つのと







どっちが上手く打てるの?

















もう一つ聞く。







どっちが優しいと思う?



マットの上とティーアップするのと。

















あなたは







下手なくせに



”難しい事”からやろうとしていない?

















バックハンドからやる?





テニスやバドミントンって。



卓球って。









3ポイントから始めるの?



バスケって。









無回転ボールからスタートするの?



サッカーって。









あなたは漢字から学んだ?



ひらがなは後回し?









足し算より先に因数分解を教わる?(笑









まずは足し算から。



次が引き算。



そして掛け算、割り算に。













その順序には根拠があるの。





ゴルフも同じ。

















優しいことができない人が



難しいことは絶対にできない。





できたらそれはまぐれ。



地力でも実力でもないの。









たまに起こるまぐれを実力だと勘違いして



たまのナイスショットばかり欲しがって







球を打つ人達。















それは練習ではない。







いい球を打ちたいという欲を満たしたいだけ。













コースで別人になる人達の練習は必ず共通している。







練習場でのミスショットにいちいち腹を立て苛立ち



練習場でのナイスショットで浮かれて快感を得る。











練習じゃない。



それは。









ただのお遊びだ。









何年続けても変わらない。







スイングも。



当然スコアも。



















ティーアップで上手く打てない人が



地べたから上手く打てるはずがない。







修羅の確信。



















クラブを振ること。



それがスイング。













ボールがあろうがなかろうが



同じスイングをできるようになろう。









素振りのように振れたら



もっともっと上手くなれるよ。











スイング作りなんて意識しなくても。

















ティーアップは



その意識を持てる唯一の練習法。













「コースではティーアップできないのに



なんで練習でティーアップするの?」







こんな疑問を持っているうちは



まだまだゴルフを知らないレベル。

















逆に聞きたい。







ティーアップすら儘ならない腕で



地べたから上手く打てると思うの?















違うよね。



順序が逆だよね。











スイングを作りたいなら



スイングをしなさい。

























ボールを打つことを







”スイング”とは









































































呼ばないんだよ。



from ゴルフ ~修羅の道~