今回は先週末のロイヤルメルボルンG.C.開催された
オーストラリア女子オープンにてトータル9アンダーで
今季初優勝したリディア・コーの話題です。
リディアは今季開幕戦を終えて世界ランキング1位
になりました。
それどころか若干17才(167㎝)にして2015年年間
世界ランキング1位になる可能性が十分にあります。
年間世界ランキング1位になる為には、USLPGAが
開催される世界中のいろんな条件のコースで上位入る
必要があります。
ロイヤルメルボルンG.C.での最終日のプレイから
リディアの強さの要因を検討します。
世界ランキング1位になるのですから、パッティングや
ショートゲームが上手なのはもちろんですが、
リディアのプレイで一番印象に残ったのは
ショートアイアンでさえターフをほとんど取らないショットです。
ボールをクリーンにヒットするこのスイングなら
フェアウェイの硬さに関係なくどんなゴルフ場でも
距離と方向性が維持できます。
https://www.youtube.com/watch?v=_6tiLuUMBrk
その点対照的だったのが最終日に同組でプレイした
アリア・ジュタヌガン(19才)です。(最終順位:3位)
以前このブログでも紹介したタイの天才少女ですが、
一昔前のボールの前のターフを取る打ち方でした。
観客が踏みつけた硬いライからのショートアイアン。
パンチショット気味のボールはナイスショットでしたが
15ヤード程グリーンをオーバーしていました。
アリアのスイングの場合、いろんなコースでの経験が
必要になりますが、相性の良いコースでは常に
優勝争いに絡んでくるでしょう。
また、惜しくも優勝を逃したエイミーヤング(2位)も今回の
経験を活かして今年こそUSLPGAで優勝してもらいたいと
思いました。
つづく
このブログではK1Hスイング理論を紹介していますが
Hスイングに関しては詳細を説明しておりません。
一見棒立ち風のK型アドレス1軸スイングを真似て
ダフらなくなったが飛距離が出ないという方は
Hスイングの修得が必要です。
Hスイングはアドレスだけでなくテイクバックでさえ
従来のスイング理論と考え方が異なっています。
詳細はこちら
http://k1h.ehoh.net/
K1Hスイング理論としてはこのスイングが完成形です。
最近のベンはジムトレーニングによる筋力の増加でヘッドスピードが
上がりXシャフトのクラブを使用しています。
ジュニアやアマチュアでシングルを目指すゴルファーの皆さんは
このスイング動画のリズムを今後とも参考にして下さい。