その日のグリーンスピードへの対応は「変動基準法」が便利であることを実践されている方のブログから紹介させて頂きました。
→「応急処置の前半の記事」がそれです。
しかし、さらに高度なグリーンの速さを知る方法がパットの神様こと青木功により紹介されています。
「パットの神髄」(青木功著 三笠書房刊)から一部を省略して引用させて頂きます。
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プレイ前の練習グリーン。私のボールにはI・AOKIのオウンネームが、メーカーロゴの裏側にそれと並行になるように刻印されている。
その文字をラインと直角に置いてから打つ。
ボールが転がっていくときの二つの刻印を、止まる寸前までじっと見続ける。
その二つの刻印がどのように「揺れながら」転がっていくかで、今日のグリーンがどういう状態なのかを判断する。
まったく「揺れない」(*1)なら今日のグリーンは速い。
揺れたら、芝目の影響や、なんらかの夾雑物があり遅い、と言うことである。
私がラウンド前にパットの練習に費やす時間は≒40分。毎日、必ずそれだけの時間はかける。
練習を終える頃には、グリーンが私になじみ、優しく語りかけてくるのを実感する。
「ボールの揺れ」と同時に「ボールの転がり」も観察する。
転がりの弱まった辺りをじっと見つめ、速度の弱まりぐあいで、速さを判断するわけだ。
ピンとこない時は手で触ってみて、芝目の硬さを調べても良い。練習グリーンならルール違反にはならない。
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*1:パターのスイートスポットでボールの芯を捉えているのでふらつきません。
神様にはこういう前提が随所にありますので、気を付ける必要があります。
以上は08年4月にOCN「ブログ人」にUPしたのですが、サービス終了になりましたので、ここに再編しました。ご了承ください。
勿論、速いグリーンへも首記「変動基準法」は使えますのでご安心ください。
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from パット上達ブログ