20200808

◆絶滅危惧種のゴルフクラブ創ります: 良質な右向き~股関節



昨日に書いた 足、下半身のドリル は
あくまでも ドリル です。


足のなんとなく の使い方、通り道、
手順として ドリルでやるのは 良いと思いますが、
素振りまでは出来ても
実際の ショット となると
 足使いに神経を使うのは 難しいでしょう。

足はどちらか というと
ボールを当てる、ボールを打つ、強く振る
というコトの補助動作、
その動作をする上で 不自然な動きをしても
からだを痛め無いように逃げたり、
バランスを取ったりする、反射的な補正動作が主になり、
意識的な動作は難しくなります。



ですので 素振りや軽いイメージショットまで が良いと思います。
その際、気にして頂きたいのは

【テークアウェイ時】 左足が ㊧の股関節を

 アドレス時の飛球線反対方向、からだの右方向に
 じわ~と押す
 ✋そして、その時、㊨の股関節よりも
 左股関節の方が下になるように押す と
 (左股関節を右股関節の下に潜り込ます)
 右の股関節は 後方(背後)に逃げ、
 結果、として 骨盤が右を向きます。

tksswing_Moment(2)

 ダウンスイング以降は
 右足 が蹴る訳では決してありませんが、
 やはり 右の股関節を
 飛球線方向… 回転することを見越して
 それよりもやや右目のシャンク方向位に
 左股関節を上から抑えるような感じで押すと
 ㊧股関節は左の靴の上あたりまでは押されますが、
 それ以降は 左には行けないので
 テークアウェイと同じく 後方(背後)に逃げるような
 そんな感じで 左向き になる訳です


と書きましたが、
下半身の動き、アクションは クラブや腕などを含めた
上半身の重さのかかり方によって 左右されます。

つまり、そうなるような 上半身の重さのかけ方 で
造っていく意識を持ってください。
クラブや腕を どこに動かすか、いつ動かすか
 によって 下半身にかかる重さは 変わってくると思います。




スイングの右向き、ダウンスイングには
どうしても 胴体の捻じれ、上半身の上部の重さによる遅れ
が発生しがち です。
ゼロにする事は不可能ですし、体を痛めない為
自然なねじれは許容するべき とは思いますが、
出来るだけ少なく、意図的なねじれは造らない方が良いと思います。

IMG_0013_Moment(2)


肩ラインと骨盤ラインのねじれが少なければ
ダウンスイング~インパクトにおいて
🔴左半身の方が低い(概ね 多くのモノが下に向かって進行)
🔴左半身の方が高い(概ね 多くのモノが上に向かって進行)
この二つの時間が 肩ライン、骨盤ライン に
同じように進行していきますが、
ねじれが大きいと 左股関節が上がり始める時間が
早く訪れますから、上を向きながら、下に振る
と言う時間が必要になってしまいます。

現代のスイング論の中には
骨盤の傾きと肩の傾きを変え
肩は縦に回転する という奇妙なものまで存在するほど です。
それは スイング動作の初期 の 捻じれ があるから
その後処理として 起こるモノで
決してからだに良い動き とは言えません(痛めやすい動き)から
アマチュアが率先して やるべきモノ ではありません。
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