日本プロゴルフ協会(PGA)が国内シニアツアー開幕戦
金秀シニア沖縄オープン」(4月10日~、沖縄・かねひで喜瀬CC)と
「ノジマチャンピオンカップ」(同16日~、神奈川・箱根CC)の開催を
発表しゴルフ界をザワつかせている。
新型コロナウイルス感染拡大の影響で世界中のスポーツが延期や
中止となる中、PGAの倉本昌弘会長(64=顔写真)は「主催者から
“やりたい”という希望があった」とし「やめる判断は簡単。
でもそれをやると再開の判断がより難しくなる。最大限のやれることを
やってみる。決して強行するわけではありません」とも話した。
大会では、沖縄にウイルスを広げないことを徹底する。
選手には朝晩の検温を義務付け、37・5度の発熱が2日続いたら
出場禁止。シニアでは1組に1人のキャディーが付くが、今回はカートの
運転に専念。
クラブの受け渡しやボール拭きは行わずに「モノ」を介してウイルスが
感染することを防ぐ。
それでも現在の情勢からバッシングは避けられないとみられるが、
倉本会長は「何かあれば批判は我々が受ける」ときっぱり。
「中止するかしないかの決断は私がする」と力を込めて責任の所在を
明確にしたが、果たして…。 from たかがゴルフされどゴルフ