改めて来年の米ツアー参戦を見送ったことを明かした。
8月の「全英AIG女子オープン」出場時に獲得した来季のメンバー
登録期限は今月18日だが、これを回避。「覚悟ができていない。
気持ちの面が大きい」と、一度落ち着く必要があると判断した。
その上で、将来的には挑戦する意向を表明した。

正式なメンバー登録を見送るとはいえ、全英優勝の資格で海外女子メ
ジャー5試合に加え春先の「HSBC女子世界選手権」はすでに出場権を
獲得している。さらに、推薦枠の6試合を生かし、最大12試合には参戦する
予定を組む。推薦出場の獲得状況にもよるが、この結果、不在となる
日本ツアーの大会も出てくることは覚悟の上だ。
まずは完全参戦ではなく20年シーズン1年間に出場予定の12試合をこなし
米本土開催の移動や、生活環境に慣れることが先決と判断。その上で、
以下の選択肢をとることになる。
「来年の予選会に出ます」。米ツアーの予選会「Qシリーズ」に来年参戦。
その上で出場権を獲得し、21年から米ツアーで戦う。
もしくは、出場予定の12試合中、予選落ちのない試合で獲得した
賞金総額が、賞金ランキング40位の選手より上位なら、新たな道も開ける。
もちろん再び同ツアーで優勝という最短ルートで、一発メンバー入り
というのがいちばん。
大きな目標に向かい、渋野の新たなステージがスタートする
一気にここまで駆け上がり、本人が戸惑う事は当然ですが、
チャンスを生かして、頑張って欲しいですね