20191003
◆絶滅危惧種のゴルフクラブ創ります: グリップから始まるスイング創り❹
これは非現実的な話で
実際には不可能な話です。
二つのグリップをご覧ください
少々極端ですが
二つのグリップの 左右の手首の位置の違い、ズレ に注目
多くの人がスイング、インパクトにおいて
上下の位置関係として
左グリップの上にあった右グリップを
左グリップの下に潜り込ませる
フェースローテーション グリップの入れ替えを敢行しますが
左右の手首の位置が近く ズレの差が少なければ
それは両方の手首だけで処理しきれます。
ところが その同じ行為をしても
左右の手首の位置が離れている、ズレが大きいと
その行為はからだの姿勢にまで大きく影響し
ヘッドを下に振る動きに加え、からだ、右の肩も下に潜り込み
ますので Wにヘッドが下がり、Wにロフトが増えます。
手首の位置が近ければ
手首が軸点となり 手のひらをひらひらと振るように
動かすコトが可能ですが、
手首の位置が大きくズレていると
その動きは 台形の横軸が左右に傾くような動きになり
腕全体、からだの姿勢まで一緒に動かすコトになるのです。
ですので 手首をスナップしてインパクトする人も
左右の手首の位置は近い方、ズレが少ない方が良いのです…
その方が ヘッドの下降上昇もシンプルに済み、
ロフトの増え方も同じくシンプルに済みます。
また そのスナップの動きにからだの同調が必要ない、
その動きは手首で処理しきれるので からだの姿勢が崩れにくくなります。
✋ヘッドは下げているのに からだは上向き
というのは トップダフリにおいても調整が難しいです。
しかし 冒頭に書いた通り
スナップする人は左手を強く握る必要が出てくるため
右グリップが入り込む場所がなく
どうしても 左右が離れてしまうので
理論上は可能でも 実際には不可能です。
from ◆絶滅危惧種のゴルフクラブ創ります