【読者様からの質問】
「いつもブログの更新を楽しみにしております。
先日はアドバイスいただきありがとうございました。
今回は同じシャフトを番手違いのヘッドに挿し変える場合のシャフトカットについてアドバイスいただけたらと思います。
現在使用中の3W(15°)43インチで使用中のDI7S(0.5チップカット)を抜いて同モデルの5W(18°)に使用して42.5インチに、
同様に2U(18°)41インチで使用中のDI HYBRID85S(チップカット無し)を抜いて同モデルの3U(20°)に使用して40.5インチにしたいと思っております。
ヘッド重量は3W 212g、5W 216g、2U 232g、3U 237gです。
上記の場合チップカット、バットカットどちらで長さを調整した方がよろしいでしょうか?
地面から打ちやすくする事とアイアンで使用しているモーダス120Sとのつながりを良くできればと思います。
ご多忙のところお手数ですがよろしくお願いいたします。」
【倉木真二の回答】
クラブ長に対する相対的な剛性の流れを合わせるのであればバットカットが基本です。
番手別設計のアイアンシャフトもバットカットされた状態と同じような仕上がりになっています。
厳密にはアイアンのネックの長さの違いによってバットカット長の流れは変わりますが、現在市販されている番手別キックポイント設計ではないアイアンシャフト(DGなど)の場合は短くなるほど相対的に先調子系に剛性が変化していきますから、短い番手ほどネックが長くなるのはシャフトの剛性を元調子系へ変化させる意味で合理的です。
基本的にはバットカット、明確な狙いとカット方法の調整によって剛性がどのように仕上がるかのデータや経験を理解しているクラフトマンに依頼する場合はチップカットとバットカットの両方を行った方が良いですがそこまでのデータ、知識、経験、考え、こだわりを持っているクラフトマンなど日本に20人もいないと思いますので、基本的にはトリミング長を超えない範囲でバットカットによる調整にするのが妥当です。
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