20190120

An Open-and-Shut Golf: レイアップはグリーンまで100y残しますか? 本当に?!


MyGolfSpy.com にこんな記事がありました。


COURSE MANAGEMENT 101: WHAT LAYUP YARDAGE IS YOUR SWEET SPOT?」  by MyGolfSpy.com

(和訳) 「コースマネジメント101:レイアップするときのあなたのスイートスポットは何ヤードですか?」

という内容で、データは記事中にあります下の画像にまとめられています。

60−80yから打ったときのアマチュアのハンディキャップ別にカップまでの残り距離のアベレージをとったものと、100−120yから打ったときの比較のデータです。

クリックで元サイト(MyGolfSpy)の大きい画像にリンクしています。


この記事の結論は、簡単に言いますと「できるだけ近づいたほうがいいんじゃないの?」ってなってます。


で、この結果って 今まで信じられていたセオリーとは違うんですよね。

私もこう思っていましたが、

グリーンまで 10−30yまで近づければチップショットで寄せができるのでそれは良いとして、『中途半端な 60−80yを残すくらいなら、PWとかのフルショットで打てる 100y前後を残すようにマネージメントした方がスコアが良い。』っていうセオリーです。


ざっと簡単に検索してみましても、以下のような記事が出てきます。


パー5(ロングホール)で手堅くパーでホールアウトするコツとは!? 」
 by ▼▼
マーク金井の場合、100yと115y、130yが得意な距離です。これらはAW、PW、9Iのフルショットの距離。この距離ならば、池越え、谷越えでもプレッシャーがかかりません。ちなみにパー5で一番リスクが高いのが40y~60yです。この距離はハーフショットで距離感がつかみづらいですし、案外、ザックリやダフりが出やすい。

グリーンから20ヤード以内に寄せられなければ迷わず“レイアップ”!?
 by Gridge
アベレージゴルファーにの場合は、30~60ヤードくらいのアプローチってミスショットしやすく大叩きにつながりやすいんですよね。レイアップするときに気をつけたいのは自分の得意距離を残すことです。
ちなみに私の場合は100~120ヤード、できれば100ヤードか120ヤードのどちらかの距離が残るのがベストです。理由は簡単でして、ピッチングウェッジとアプローチウェッジのフルショットの飛距離がそれぞれ120ヤードと100ヤードだからです。

100ヤード大作戦が大成功 岡山絵里が首位発進 」  by JLPGA News
「ピンを狙わない。グリーンに乗ればオッケー。私は残り100ヤードの距離が、得意で好き。それを残してPWで打つ。きょう1日、それを徹底しました」。

主旨は皆さん同じですね。
私もそう思っていました。

...思ってはいましたが、でも私は実際には障害物がない限りできるだけグリーンに近づけたいクラブ選択をしますね。
レイアップで残す距離は、バンカーまで届かないように、とか、木が邪魔であの辺りまで行くのが一番確実だから、とかの理由でない限り、120y、100yをわざと残すっていうのはやっていません。

これはですね、冒頭のデータが頭にあったからとかではなくて、以前ご紹介しました、「3x4システム by デーブ・ペルツ」っていうのを実践しているからなんですよね。

こちらをクリックすると出てきますが、→ 現在の私の3x4システム
は、表にあるようなヤーデージです。
実のところ 100y打つクラブは無かったりします。(笑)


でもですよ、冒頭のデータからすれば、HDCPが0−5、6−10、11−15、16−20、20+、のアマチュアゴルファー全員が、100−120yからよりも、60−80yからの方がカップの近くに付けています。

ちょっと意外じゃありませんか?
でも実際はそういうデータになってるようです。


*ちなみにPGAのツアープロの場合、100−125yから打ったときの平均は、19.7フィートだそうです。 さすが。 HDCP 0-5のアマチュアの平均 41.4フィートとはかなりの差がありますね。

ですから、上記3つのリンクの中でも、岡山プロの記事の場合はちょっと事情が違ってきます。 本当に100yをよく練習していて得意なのだろうと思います。


で、私が思いますに、そもそも100yからっていうのは、ぴったり残せるんだろうか?っていう疑問ですね。

レイアップを慎重に打って100y残そうとして、117y残っちゃったり、84y残っちゃったりしますよね? 私は、します。

で例えば、まぁまぁ上手く行って106y残るとしますよね?
ピッタリ100yで打っていきますか?
上手く行ったら6yショートするの分かっていて?

セカンドショットをもうちょっと頑張って、60y−80yまで行ったほうが良いんじゃないでしょうか??


こんな本もあったりします。

レイアップでも距離を稼ぐ」  by ゴルフデータ革命
たとえラフであっても30yまで近づいたほうが、80yのフェアウエーから打つよりも、0.3打、打数が少ないというデータになっている。ほとんどのゴルファーにとってはよりグリーンに近づいた方が得策である。
っていうことが書いてあります。


もうひとつ、私は 3x4システム を実践していまして、実はショートアイアンなどの場合や特にウエッジ類の場合は、ロフトが大きければ大きいほど、フルショットよりも 9時のテークバックで打つスリークォーター・ショットの方が、全然安定した飛距離が打てるんですよね。ロブウェッジ。サンドウエッジのフルショットは実はそんなに易しくないです。

4 x 3 System by Dave Pelz (yspz用)

Loft
7:30
9:00
10:30
PW
46°
54
81
108
AW
50°
46
69
92
SW
54°
38
57
76
LW
58°
32
48
64



20-30年も前のゴルフラウンドでは、距離表示杭が100yのところに目印されてて、そこから歩測して残り距離を予測していましたから、100y近辺にボールがあるとより正確に残り距離が把握できて便利だったのはあるんですよね。
それもあって、是非 100y前後を残したい。(^^)


でも近頃は、レーザー式のレンジファインダーで旗まで距離測ったり、カートやスマホのGPSで残り距離が1y単位で表示されてたりしますよね。かなり正確に。

...近代ゴルフにアジャストしましょう。
グリーンまでの残りは短い方がより良いと思うことにします。
実際にデータ的には結果が良いはずです。

2打目をぴったり100yに残すように打てる技術・技量・腕前があるなら、そもそもこんなこと考えなくってもよいんじゃないでしょうか?? 






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コースマネジメントの話としては、100y前後を残すようにレイアップするという攻め方は、2打目に 3番ウッドなどのクラブを使わず、6番アイアンなどで無理なく良いポジションに運ぶっていう利点はありますね。 

でも米国のコースで青のバックティーからプレーしていますと、ドライバーをまぁまぁの感触で打って、3Wを90点くらいのショットで打てて、なおかつ3打目に 160yも残ってたりする時も多いですからねー。

むしろこれは私にとっては、距離の長いパー4や距離の短いパー5の 2打目を打つ時の攻め方、というお話になってきます。



from An Open-and-Shut Golf