20181205

まる得!ゴルフレッスン公開: レッスン公開247-62

週のGOLFWebTVは、大地プロのバックスイングです。セットアップでは、フェードを打つセットアップになっていて、グラビティプレーンとの関係も良いセットアップでした。

大地プロのスイングはもともと手を高く振り上げてオーバースイングで、左肘も曲がっていました。しかし、現在では肘も曲がらずとてもコンパクトになっていて、それでいて飛距離は伸びています。

レッスンを始めた当初、16〜7年くらい前は、テイクバックでグリップが浮きあがっていました。そして、フェードが持ち球なのは良いのですが、たまに大きく右に曲がってしまうミスが出ていたのでした。しかし、それも現在はなくなり、飛距離も出て強いフェードが持ち球になっています。

ポイントは、手の浮き上がりがなくなり、腕の無駄な動きが減った、ということでしょう。このブログでもGOLFWebTVでも、バックスイングでの手の動きについては、よく言及しています。テイクバックで手が動く人というのは、結局ダウンスイングでも手を動かします。極端に言えば手打ちになっている、ということです。例えば初心者の場合、手で振る割合が90%以上のイメージですが、上級者なら10%以下のイメージで、超上級者だと限りなく0に近いイメージです。つまり、スイング中の手は、ほぼ受動的にしか使っていない、というイメージです。とは言っても完全に0ということはないと思いますが、クラブが最も自然にボールをスクエアにしてストレートに打ち抜く動きでスイングできるので、手の操作は非常に少なくて良いスイングになっている、ということです。

これってどういうことかを空想実験で理解してみましょう。垂直に回転する円盤のようなものを想像してください。観覧車でもいいし、抽選のガラガラでもいい、その円盤の淵にクラブのグリプエンドをくっつけます。但し、ライ角90度、T字パターにシャフトが直角に指してあるような感じのクラブです。クラブは付け根からブランブランと揺れるように付けられています。例えば、円盤が抽選のガラガラくらいの大きさで、クラブは1mくらいとしましょう。クラブをぶら下げる状態にするには、土台を高くする必要があるでしょう。この状態で、円盤を回転させるとどうなるか?円盤の回転に合わせてグリップエンドは上昇し、シャフトは円盤に寄り掛かるように回転上昇するでしょう。そして、そのまま回転させていくと、どこかの地点でクラブはリリースされるように振り子運動するでしょう。円盤を回し続ければ、それを繰り返すと思います。これはつまり垂直なプレーンで振っている状態です。この場合、フェース面さえスクエアを保てれば、この回転で打たれたボールは何度でも同じ方向に真っ直ぐ飛ぶでしょう。回転が垂直なので、フェースが回転する方向の余計な力を加えない限り、フェースは常にスクエアであるはずです。

つまり、フェースがスクエアであるためにとか、リリースタイミングを調整するためにといったことに力は一切要らない、ということです。

実際のスイングはこの回転面が斜めに傾いているので話が厄介になりますが、面が傾いていてセンターシャフトにできないルールだからフェースの回転が必要になるのであって、その回転にも自然な回転があるし、リリースにも自然なリリースというのがあるので、何もしなくても自然にリリースされてフェースもスクエアになるような動きがあり、そういう動きをマスターすれば、手の操作は非常に小さくできる、っていうことです。

図解や動画であれば、もっとわかりやすく説明できますが、文章だと説明不足になってすみません。詳しくはいずれメルマガで書こうと思います。まあとにかく、どんな人でも言っているようにスイングはシンプルが一番なので、手は何もしないで真っ直ぐ飛ぶ、それが理想の一つっていうことですね。それでは今日も、レッスン公開をお楽しみ下さい・・・

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