20181130

◆絶滅危惧種のゴルフクラブ創ります: ハナちゃんの特訓 前編

 


ハナちゃん(仮称)の今の悩みは
この間 キャディさんに言われた
「無駄に高い球」になってしまうコトです。

距離は・・・飛ぶに越したことはありません。
不満足と言うほどでは無いのですが、
結構な頻度で出てしまう「無駄に高い球」で
距離を損しているような気がしてなりません。

そこで 噂に聞いている
 横須賀の黒い沼を訪れてみました。

そこには 悩みを解決してくれるという
 黒い太ったガマガエルが住んでいると聞きます。
     *美しい女神とは口が裂けても言えそうにありません……

黒い沼の前で ハナちゃんはつぶやきました。
「無駄に高い球を嫌ですが、
今年 腰を痛めたので 腰が痛くならないように打ちたいです」、
と。

すると 沼から 異様な風貌のガマガエルが表れ
幾つかの課題を授けました。

video before_Momentvideo before_Moment(3)














①ヘッドと言う重たいモノを放置して打ちなさい。
 その本当の意味合いを考えてみなさい。
 自分では ヘッドを振っているつもりではないが
 その実、ヘッドばかりを振ろうとしてはいないか
 自分でヘッドに「弧を描かせて」いないのか

 ヘッドの重さは 運動とともに増えます。
 その重さは 切り返しの早い段階で
 グリップを移動させるのには使えますが、
 へっどのそのものは グリップを動かすコト でしか動きませんし、
 その移動量は
  グリップの移動 マイナス ヘッドの実質的な重さ(運動で加わる量の積算) です。


②遅い、速い、飛ばす、飛ばさない、
 フルショット、アプローチ、パターに限らず
 ボールに当てる 届かせる のは からだの回転 です。
 ①の話とも共通しますが、ボールを体の「横」回転で
 向きを変える動きで 当てる、届かせない。

 それを念頭に 腕と体を動かす順序を考えなさい。

 とかく 上手くいかないと ヘッドでボールを探りたく
 ヘッドを動かして何とかしたくなりますが、
 そこは ぐっと我慢して 体の向きでボールに当てなさい。

 ヘッドでボールを探ってはダメです。


③ボールを打つ と言う行為は
 ロフト という角度を使って
 ボールの逃げどころを塞ぐコト
 です。

 もしも ロフトが 0度・絶壁・垂直 であれば
 ボールを地面に埋めるつもりで 打つのです。

 ✋この意味が通じるか どうかは これから次第 ですが、
 『ボールは弾いて打つ』モノではありません。
 自分の体全体の 大きな動作速度 が
 ロフト角度によって 距離に変換されるモノ であって
 インパクト付近の急な加速・・・というか
 伝わりにくいかも知れませんが、インパクトの強さ で
 造るものではありません。
 ✊どちらかというと フェースを地面に押し付ける
 その間にボールがある感じです。

video after_Momentvideo after_Moment(3)














④モノを持つ というコトは
 そのものの重さ分 腕に引っ張る(上げて)いないといけません。
 ダウンスイング以降、腕も体もその運動分だけ重くなるので
 その基になる、腕の生えているからだと同期して移動させるには
 自発的に、積極的に、そして 先に 腕(上腕)
 特に左上腕で 動かしていないと 結果的には同時になりません。

 これは タイミングや体の姿勢との絡みで
 そのかみ合っている歯車のコマを 少しづつ 少しづつ
 ずらす必要がありますので、少々時間がかかります。



from ◆絶滅危惧種のゴルフクラブ創ります