家族元気で平和なのがええわ。
え~正直言うとね、ワシは色々スウィング本読んでるけど、あんまりスウィング論とかに興味はないんだよね。
というのも、ワシは「最初の一振りでスウィングが決まる」という運命論者なんで(笑)、
一旦身についたスウィングを改造するなんて、よほどの覚悟がないと出来ないと思ってる。
その理由として、
ハリー・バードンの
「ゴルファーのスタイルは、よかれあしかれ、
ゴルフをはじめた最初の一週間につくられるものだ。」 とか、
ウォルター・へーゲンの
「冗談にせよ、みだりにクラブを振ってはならない。
最初のひと振りでその人のスウィングは決定され、終生直らない場合もある。」という名言もあるしね。(笑)
ゴルフは上達レベルにおいて、段階的に、わからないこと、そして、やっとわかってくることが出てくるわけで、
今までレベルレベルで何人ものプロやインストラクターに教わったワシの経験から思うに、
ワシの一番の理想は、練習を励み悩み、たまにわからなくなった時に、
信頼のおけるプロにチェックしてもらうような、いわば「かかりつけ医」的なレッスンスタイルが良いね。
(まぁ初級者は何がわからないのかも、わからない状態の人が多いから無理だけどね。笑)
え~次のゴルフ本は、またまた古い本とお思いでしょうが、16年前のゴルフ本です。

「清元登子 魂のレッスン」
清元 登子(著) ゴルフダイジェスト社 2002年5月
<内容>
「賞金女王・不動裕理をはじめ大山志保、古閑美保らゴルフ界気鋭の若手を育てた入魂のメソッドとは? 自分のゴルフに役立つ、シンプルでさりげないヒントを満載。『週刊ゴルフダイジェスト』連載企画をまとめる。2002 レッスン・オブ・ザ・イヤー受賞記念出版!」
2年連続賞金女王・不動裕理をはじめ、大山志保、古閑美保ら女子の若手有望株をトッププロに育てた名指導者が育成法を初公開。
「人間、目標がないと成長しませんよ。それも目先の目標だけではなく、自分の将来を見据えたものが必要です」、「ただ難しい難しいと言っているだけじゃ始まりません。目標はあくまでも高く、絶対にできるんだと心の中で真剣に念じ、そして信じることです」実用的なレッスンから心の在り方まで男性はもちろん、女性ゴルファーにも大いに参考になるはずです。」
<目次>
第1章
スキルアップのためにまずやるべきこと/自分のリズムを見つけよう/ 素振りのようにスウィングしたい/他
第2章
やり方次第でパットはうまくなる/バンカーショットはやさしい/自分の持ち球をつくろう/他
第3章
2軸スウィングをマスターする/ゴルフといかに向き合うか/スコアカードの意外な活用法/他
第4章
手っとり早く飛距離を伸ばすには/90の壁、80の壁を超えるには/スウィング中に意識したいこと/他
<著者/清元 登子>
「1939年熊本県生まれ。24歳のときほとんど独学でゴルフを始め、5年後の69年に日本女子アマに優勝。72、73年にも同タイトルを奪取。翌74年、34歳でプロ転向。3年間の米国ツアー参戦のあと、78年に日本女子オープン制覇。プロ生活10年の間にツアー7勝を達成。現役を退いてからは96年から2年間日本女子プロゴルフ協会会長職に就き、現在は副会長を兼任しながら不動裕理ら後進の指導にあたる。2002年「レッスン・オブ・ザ・イヤー」受賞。」
この本は週刊ゴルフダイジェスト連載の「歩きながら話そう。」2001年5月8日号~2002年5月7日号を改題、
再編成したもので、同誌での2002 レッスン・オブ・ザ・イヤー受賞記念出版らしいです。
清元さんは、プロに転向する35歳まで、最強の女子アマチュアとして名を馳せ、
1969年、1972年、1973年と3度も日本女子アマチュアゴルフ選手権競技優勝。
そして1974年に35歳でプロ転向後、日本ツアーで7勝を挙げ、 後年では指導者として名声が高く、
不動裕理、大山志保、古閑美保の3人賞金女王を育てあげたが、2017年9月16日に78歳で死去されました。
え~ワシが知ってる清元登子さんは、弟子に厳しい師匠というイメージです。
弟子・古閑美保は自伝である「古閑美保 女子のいっぽん道」 で述べていましたが、
古閑引退の理由の一つに、師匠清元登子さんが09年に脳梗塞で倒れ、
サボり癖のある古閑を叱咤し見張ってくれる人がいなくなって自分を高めることが出来なくなったことを書いていましたな。

この本は16年前の本ながら、自らもアマチュア&プロゴルフ界で活躍され、
弟子3人も賞金女王になり、自らもそして弟子達をもゴルフ成功を収めた教えに非常に説得力がある本です。
それで、この本は、基本的には編集者の短い問いかけに清元さんが答えるという会話風の構成で、
写真が少なく、イラストはないという文字だらけですが、
わかりやすい会話風の言葉でゴルフのことを語られているので、画像がなくても難しくないですな。
まず最初に書かれているのが、
「目標設定の重要さ。」
将来どうなりたいのか?10年先~1年先を想定して目標を立てること。
大きな目標を持たないとダメ。
毎年20数名がプロゴルファーになるけど、「プロになる」のが目標だと、そこで燃え尽きてしまう。
また「予選通過」を目標にしてると、予選カット当落選上を行ったりきたりしてるのが現実。
その目標になることを寝ても覚めても念じると、今、何をすべきか、身近な目標が見えて努力に繋がるとの信念です。


「同じリズムを保つメリット」
人間ピンチになると動きが速くなる。同じリズムでやっていれば、どんな状況になっても余計な緊張をせず、プレーできる。
うまい選手ほど長いクラブから短いものまで同じリズムであり、不動プロにはメトロノームでリズムを養わし、
そして緊張を解きほぐすにはプレルーティンでターゲットに集中する。また普段からポジティブに考える訓練をすること。
そしてスウィングのメインが「2軸スウィング」
手先より根幹となる体の動きを覚えたほうがゴルフはやさしく上達の早いので、
「右→左」のウェートシフトを意識して行う「2軸スウィング」が清元流のスウィング理論です。
左右のスタンスの内側の幅で重心を移動させ、バックスウィングでは体重を右足の内側で受け止める。
左かかとを下ろして踏み込む下半身始動のダウン、腰を巻き戻しながら頭を左足の上に乗せ、
左足と頭を軸にして上半身を一気にターンさせる。
インパクトでは全体重をボールに乗せ、頭はビハインドボール。
フォローはシャフトが目標を突き刺すイメージで振りぬき、フィニッシュでは左足1本で立つこと。
スウィングには「右→右→左」とか、「左1軸」とか色々ありますが、この2軸は、
確かに、体力の劣る中高年や女性には飛距離も伸びて体に優しいスウィングで、腰痛防止にも役立つと思います。


それから中高年や女性は後半バランスが崩れないように、下半身の踏ん張りと体力をつけることが必要と
書かれていて、これはワシもそう思う、我が意を得たご意見だと思います。
レッスン書でありながらも、人生訓もあり、
また、その他に色々なショットの打ち方や考え方も書いてますので、なかなか参考になりますね。
え~ワシのこのゴルフ本の評価は★★ですな。(ダメは★、まあまあ★★、良かったら★★★)
from ゴルフも人生も no plan (;´Д`)