20180109

ゴルフも人生も no plan (;´Д`) : 散々な3連休と、「小針春芳のワンパット・ゴルフ」

え~この6・7・8の3連休は家から一歩も出なかった。

というのも、前回のブログで書いたように、鼻水の洪水と腹の調子が悪いため、
5日に病院に行き、薬を飲んで大人しく静養してけど3日間治らなかったため。

インフルではなかったが、外は寒いので用心して3日間も家にこもって寝てました。
散々な3連休でしたが、今日も仕事出れるかどうか?(笑)




え~次のゴルフ本は、なんと!約54年前のゴルフ本なんで正しくゴルフ古書です。
そしてものすごい古そうなレイアウトの表紙デザインです。(笑)

kobari1.png
「ワンパット・ゴルフ」
小針 春芳 (著) 報知新聞社  1963年


<著者/小針春芳>
「1921(大正10)年4月24日生まれ、戦後プロゴルフ史を彩った那須の神様。現在の栃木県那須塩原市の農家に生まれ、高等小学校卒業後に那須GC(栃木県那須郡那須町)に就職した。キャディーをしながらゴルフの腕を磨き、1940年に那須GCで開催された関東プロ招待競技で研修生でありながら浅見緑蔵とのプレーオフへ。敗れはしたが高い評価を受けてプロに認定された。
戦争中は外地へ出征。ニューギニアで何度も死線をさまよった。長くゴルフから遠ざかっていたが復帰して55年の関東プロ決勝で中村寅吉を破って初優勝。以降、実力を開花させた。5番ウッドの名手として名を馳せ、拠点は故郷の那須一筋。「那須の神様」「那須の小天狗」の異名を持つ。日本オープン2勝1957・60年、関東プロ2勝1955・57年、関東オープン2勝1959・61年。」




著者小針春芳プロは日本オープン2勝で「那須の小天狗」・「那須の神様」と呼ばれたプロゴルファー。

ワシがこの名前を初めて目にしたのが、あの有名なゴルフコミック(漫画)である「風の大地」。
主人公沖田圭介の師匠で登場。ということは坂田信弘大先生の現実でも師匠でもあるわけです。(笑)

でもね、余談ですが、坂田信弘大先生も、そんなに鹿沼にずっといたわけでもない。

1971年10月鹿沼カントリー倶楽部で研修生していたのは1年2ヶ月間であり、その後1973年1月貞宝カントリー倶楽部へ移籍、1975年9月プロテスト合格、1976年またまた鹿沼カントリー倶楽部に入社し、1978年周防灘カントリークラブに所属だからね。

それから最近で言えば、「チョイス誌」で「小春日和」というレッスンコーナーを連載もしていましたね。

そして、ゴルフダイジェストTVの「名手・達人の言葉」にあった名言が

「名手はパターでスウィングをつくり、へぼゴルファーはドライバーでスウィングをつくろうとする。」

「パターの振りの延長線がおおきなショットをつくるんじゃ。
それをな、大体はドライバーの振りで  スウィングをつくろうとするんじゃな。
これでは上達は遅れるな。
それにおおきいもんばかり目がいって、スコアをつくる細かいもんがおろそかになる、
ザルゴルファーになる原因にもなるしな。」




そんな前ふりをしながら、この本のことを書くと、

kobari2.png

小針プロは昭和15年にプロになるも、昭和17年に兵役にとられ、戦後カムバックしたのが28年。

11年間とブランクが長い上に、生まれつき身体が小さく堅いから、
人と違ったことを研究した「リスト・アクション」に代表されるパンチ派の代表です。 

そして練習の鬼であり、アプローチとパットが非常上手く勝負強いと評判のプロゴルファーでした。

まぁ昔のプロは自己流のパンチ派が多数だったんだけどね。トイチはドローのパンチ。
その当時にボディーターンで打つなんで体格の良い米国のプロゴルファーぐらいしかいなかったからね。

kobari3.png  kobari4.png

著者のスイングは、本人いわく身体が非常に堅いので、小さくて手だけで打っているようにみえたらしいが、
それは体力不足を補うためにリストを利用して打つスイングになったわけでして、
身体が堅くスイングも小さいが、その小ささをリストのコックで補っているので、飛距離250yとパンチは十分に溜まって飛んだ。

そのリストを使ったパンチ派の著者から、読者である中高年向きのアドバイスとして、

「ゴルフは手で打つのだから、手の使い方をもっとも合理的にやればよい。
中年過ぎるとだれでも身体が硬くなる。それをどう補って柔らか味を出すかが課題。」
としてこの本を解説しています。

上の名言にもあったように、ゴルフで一番大事なのは距離感。
しかし大きなクラブではつかみにくく、パットやアプローチほど自分の身体の動きを認識しやすいものはないので、パットの小さなショットで、手や身体の動きをつかみ、次第に大きくそれを使うことによって、ゴルフ・スイングとはいかなるものかを発見すればよい。
とのこと。

ゴルフスイングで一番大切なのは手の動き、練習でもっとも注意するのはクラブ・ヘッドと手首の運動の微妙な関連性で、アイアンはダウン・ブローに打ち込むこと。

パンチ派は格好より球を強くヒットすることに専念し、リストをうまく使って打つ業師タイプでもある。
フィンガーグリップでオープン・スタンスでフェード打ち、パットもヒット型で右手であげて右手で打つ。

プロいわく、身体をできるだけ柔らかく使うため、グリップや立ち方に特別注意し、りきまず、自然ににぎり、立ち、振るのがスイングの基本と説いています。

それから中年すぎの人には小針プロが2本持っている「6番ウッド」を勧めていますな。

シャフトの長さは同じだがロフトが多少違って、難しい3、4番アイアンの代わりですが、
あの当時からこんなユーティリティクラブの利便性を認め使っているのは、合理的な考え方を持ったプロだからと思いますね。

kobari5.png
       ↑ 小針プロのスイング

え~ワシのこのゴルフ本の評価は★★です。(★3が満点)

from ゴルフも人生も no plan (;´Д`)