20171002

◆絶滅危惧種のゴルフクラブ創ります: 体を痛めないスイングを


ドライバーショットのインパクト時、
ヘッドに掛かる荷重は 平均でも
 
約800㌔
トッププロになると
 
1.2トンを超えます


インパクト直前まで動いてきた ヘッド は
その衝撃によって 一気に 時速で言うと30キロ以上
10~15%急減速することになります。

その時…どうなるか
というのを
動作とボール 逆に考えてみましょう。


体をインパクトの理想の姿勢 で固定し
そこに自分の飛ばす分の加圧
自分が打つ速度や角度で
 逆にフェースの方に飛んでくる としましょう。

今 流行りの体を大きく開いてこの姿勢
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そこにボールが飛んできたとすると
体はどう対応するでしょう?

体の左サイドは ボールを打つのに届く
ほぼ限界点まで来ています。
これ以上離れたらボールには届かなくなって
しまいますから、動かしにくいでしょう。

となると やはり
グリップを支点にして
右サイドでそのボールの加圧・負荷を
受け止めることになりますから
必然的に右サイドがもぐる
左サイドの下に入り込み
より左サイドを上へと押し上げる姿勢に
ならざるを得ないのでしょう。

ハミングバード視点で言うと
体を先に回し、あとから腕でクラブを振る
なのですが、
きっと それを行っている人は
へそから下が下半身で
自分で思い込んでいる『からだ』
へそから上の上半身
下半身を先に動かし、あとからへそから上を動かす
という ものすごく不自然な体のひねりになります。
今どきのプロは
インパクト時 目いっぱい右を向いていますから
クビや背中、腰を痛めるばかりか
左の肘が 逆折れする負荷がかかるので
とても、とてもアマチュアには真似し辛いスイングです。
特に アマチュアでは首周りを痛める という
20年前ではありえなかったような故障が目立ちます。
👉ジャンボも言っていますが
 体の正面で打つ…というのは
 顔が体に正対した普通の状態で打つことを指します。

今主流のスイングは 体をひねりまくるので
一体全体 どの向きに打つのか
 体だけ見た のでは判別不可能です。
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本来 ショットのミスへの寛容性も
大きな重さ 体全体が動いている時に
インパクトを迎えた方が高くなります。

体を痛めないために
道具を使って打つのですから
そこを間違えて
道具をねじ伏せて使おうとするのは
どうかと思いますね。

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